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2025年5月18日(日)に「第9回座談会リケジョのガールズトーク」を開催いたしました。

リケジョの先輩として、お茶の水女子大学の博士前期課程2年の勝野有香さん(理学専攻 化学・生物化学コース)、博士前期課程1年の大竹知佳さん(ライフサイエンス専攻 生命科学コース)土井音奏さん(ライフサイエンス専攻 食品栄養科学コース)の3人に座談会形式でお話をいただきました。

座談会では理系に興味を持ったきっかけ、理系に進むと決めた時期やその決め手、大学受験や勉強方法、理系の大学生活について話していただきました。リケジョの先輩が理系に進学しようと思ったのはいつか、普段どのような大学生活・大学院生活を送っているのか・・・そんな疑問に答えていただきました。

「理系に興味をもったきっかけは?」「高校の文理選択」というトピックでは、リケジョの大学院生3人の三者三様のお話を聞くことができました。お茶大でのイベントをきっかけに生物学科を目指した、実験教室に通っていて興味をもった、目指す資格(管理栄養士・栄養教諭)を取得できる学科が理系だったなど、リケジョの先輩が理系に進んだきっかけは様々でした。実は数学が苦手だった、実は管理栄養士は文系だと勘違いしていた、といった話もあり、数学や理科といった理系の科目が得意でなくても、自分の興味・関心を貫いてきた姿勢がうかがえました。

質疑応答の時間では、大学院生と近い距離で双方向のコミュニケーションができました。中学生のみなさんが現在興味をもっていること悩んでいること、リケジョの生活についてなどたくさん質問をいただき、大学院生3人からそれぞれの回答を聞くことができました。その間、一緒に来られた保護者の方にも別途、質疑応答の時間が設けられ、研究所長との活発なやりとりが行われました。

座談会の最後には、リケジョの先輩3人の研究室を見学し、たくさんの実験器具や測定機器などを実際に見て、普段の理系学生の生活を実感していただきました。また、理系といっても様々な研究があり、使う機器や研究室の雰囲気が様々であることも感じていただけたのではないかと思います。

 

この座談会を通じて、女子中学生のみなさんに理系進学のイメージをもっていただけたら嬉しく思います。