2026年5月6日(水・休)に「第4回 食べ物に関心のある人たち集まれセミナー ~お菓子を徹底解説~ 」を開催いたしました。
1時間目の「クイズ形式でお菓子を徹底解説」は、お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科 ライフサイエンス専攻 食品栄養科学コース 博士前期課程1年の上野山 智美さん、博士後期課程2年の西島 依美さんの2名が務めました。
『お菓子に関するサイエンス』を題材に、調理・材料・栄養の3つの面からクイズを行いました。参加者の皆さまには全6問のクイズに3択形式で挑戦していただき、「メレンゲを泡立てるための工夫」や「ジャム作りに適した果物の状態」、「食物アレルギーと卵の関係」など、身近なお菓子に関わる科学について考えていただきました。クイズでは、なんとなく知っていると思っていたことにも意外な理由や科学的な根拠があることが紹介され、参加者同士で意見が分かれる問題もありました。普段食べているお菓子の裏側にある科学に触れることで、サイエンスをより身近に感じてもらえたのではないかと思います。
続いて行われた2時間目のミニ講義「理系の視点でお菓子を探る!お菓子に隠された科学のチカラ」では、お茶の水女子大学 生活科学部 食物栄養学科 教授の市 育代先生にご講義をいただきました。講義では、バターなどの油脂が焼き菓子の食感や風味にどのような影響を与えるのか、また卵白と卵黄それぞれの性質の違いや調理性について、クイズも交えながらわかりやすく解説していただきました。
3時間目は中学生の参加者とクイズの振りかえりと座談会を行いました。クイズに関する質問だけではなく、大学での学びや理系分野への進学、勉強方法についての相談もあり、参加した中学生の皆さんにとって将来を考えるきっかけのひとつになったのではないかと思います。
その間、保護者は本学の教員との懇談会の場を設定して、理系進学に関する自由な質疑応答を行いました。
お菓子づくりの中には、実はたくさんの科学が隠れています。今回のセミナーを通して、日常の中にある「サイエンスの面白さ」に気づくきっかけとなれば嬉しく思います。この体験が、皆さんの「好き」や「興味」を広げ、これからの進路を考えるヒントになれば幸いです。
クイズ
ミニ講義
クイズの振りかえりと座談会
保護者と本学教員との懇談会