国立大学法人お茶の水女子大学 〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
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【自己紹介】
私は学部3年次(2002年3月~12月)にお茶大の協定校であるソウルの梨花女子大学校に交換留学しました。(韓流ブームもまだ起こる前だったのでよく聞かれたことですが)なぜ韓国に留学したかというと、韓国語の授業を履修していて、その学習が面白かったから、そして、旅行で訪れたソウルが魅力的だったからです!!そして、異文化での体験は専攻分野である心理学の研究においても役立つはずだと思い、留学を決意しました。
それでは、私がどんな生活を送っていたか、みなさんが気になりそうなこと、協定校への交換留学ならではのポイントを中心に韓国への留学生活を紹介していきたいと思います。
【交換留学生の日課】
午前中は毎日語学(韓国語)の授業、午後は、韓国語のレベルがある程度あれば、梨大の学生とともに韓国語で行われる授業を受講することができます。また、英語で行われる授業も多数用意されているので、(特に国際関係やビジネスの授業が多い)韓国語能力が足りなくてもこちらは受講しやすいかもしれません。私の場合は、前期は英語で、韓国語のレベルが上がった後期は韓国語でおこなわれる授業を選択していました。
☆ポイント 単位交換ができる;交換学生の多くが自分の専攻に関連する授業を履修していました。 梨大の学生と一緒に勉強ができる;モチベーションが高い学生達と学び、友人も増える。 |
授業のない午後や休日は、図書館で勉強したり、大学の近くやソウル市内に遊びに出かけたり、サークル活動に参加したりと人それぞれに過ごしていました。
【韓国語について】
韓国語力は留学前にできるに越したことはないですが、それほど心配することはありません。レベル別の授業が整っていますし、実際に生活しながらの学習なので習得も早く、どんどん上達します。私の場合も、初級クラスから始めて、後期には中級クラス(最終課題は論文形式のレポート課題とパワーポイントを使った発表でした。)までレベルアップしました。
☆ポイント 交換留学生用に特別なクラスを用意してくれるので、会話だけではなく、読み書きにも重点を置いた学習指導をしてくれる |
【生活について】
大学構内に留学生が利用できる寮があります。1人部屋の国際館か二人部屋の学生館を選んで申し込むことができます。また学校の近く(新村付近)には下宿が多いので、利用する学生も多いです。最初は寮に住んで、後に下宿に引っ越すことも可能です。寮は綺麗で、食堂やパソコン室などの設備も整っています。各部屋にLANが通ってるのでノートPCも利用できます。
☆ポイント 交換留学生は優先的に寮に入ることができます。 |
【梨花女子大学について】
広い敷地内に自然がいっぱいで、雰囲気のある欧米風の古い建築物や現代的なビルのような棟もあり、まさにキャンパスといった感じです。キャンパス内には、複数の売店や食堂、銀行や郵便局、保健センターなどが備わっており、留学生にとって、とても便利と言えます。また、留学生サポートもしっかりしていますし、困ったことがあればすぐに相談できる環境です。留学生主催のフェスティバルや交流パーティーなどのイベントも豊富で、日本以外からの交換留学生や梨花女子の学生たちとも仲良くなることができます。名門女子大だけあって、学生達は勤勉ですが、親しみやすく、すぐに打ち解けることができました。
【最後に・・・】
梨花女子大への留学体験は間違いなく私を大きく成長させたと思います。韓国語の習得はもちろん、異文化での生活体験は私の視野を外へ広げてくれたし、逆に自分自身や日本について知る機会にもなりました。私にとって大切な出会いもたくさんありました。そういった意味でソウルでの10ヶ月は私の大学生活の中でも特別なものになったと思います。