グローバル教育センター留学派遣

マンチェスター大学

マンチェスター大学の情報を見る

体験記

交換留学にあたって私が目的としていたことは、多様な文化的背景をもつ人々がいる環境の中で、互いの立場を尊重したコミュニケーションをすることでした。マンチェスター大学は、学生寮も学部も規模が大きいので、多文化なだけでなく多様な考えを持った人々と交流する機会に恵まれました。特に寮では、現地での生活に慣れてからは友人と色々な話ができました。

学業の面では、専攻コース以外にも関連の深いクラスを受講することができたので、自分の専門を体系的に新しい視点で学ぶことができ、どのクラスも刺激的でした。このことは私が交換留学できて良かったと思えることの一つです。大変だったことは少人数のセミナーで自分の考えを話すことでした。同じグループの学生の話を聞きそれに反応しながら自分の意見を述べるのは困難で、毎回気が引けました。しかし留学生である自分に対して特別何か考慮があったわけでもなく、そのおかげでかえって開き直って議論に参加できたという部分もあったと思います。

振りかえって、私の設定した交換留学の目的は達成できたと思います。留学生として、外国人として、人と接することには、より多くの自分の立場の説明や相手への質問が必要でした。加えて英語の壁があったため一層人と接することに必死になる場合が多かったです。そうした環境で、立場を尊重しあうコミュニケーションの態度を学べたことは私が交換留学において見出せた一番の価値となりました。

Q & A:留学準備

Q留学に先立ち、どの位の期間、どのように語学の勉強をしましたか。結果的にどの程度習得できましたか(もしあれば、取得した級など)
A

まず語学の基準を満たすためにTOEFLの勉強を数ヶ月、大学で行われた講習に参加して行いました。基準を満たした後は、上級英語のクラスを多めにとるなど人と英語を使う機会を増やすようにしました。結果、留学前の心構えができたと思います。

Q交換留学の情報をどのように入手しましたか。それは十分なものでしたか。
A

説明会で入手しました。

Q準備期間にたいへんだったこと、不安に感じたことは何でしたか。
A

ビザの取得と語学基準の要件を満たすことが大変でした。

Qどのようなビザを取得しましたか。また、取得のためにどのような手続きをしましたか。
A

学生ビザを取得しました。手続きが大変そうだったので、不備のないように業者に依頼しました。

Qその他渡航に関してどのような手続き。手配をしましたか
A

航空券や保険の手続き、奨学金の申し込みの手配をしました。

Q & A:生活について

Q住居はどのような形態(寮・アパートなど)でしたか。また、どのように住居を確保しましたか。住み心地はいかがでしたか。
A

留学手続きの際に選んだ学生寮に入りました。友人もできやすく、環境も良く、快適でした。

Q住居費は1ヶ月どのくらいかかりましたか。
A

月払いではなかったので正確にはわかりませんが7万円前後だったと思います。

Q生活費は1ヶ月どのくらいかかりましたか。現地の物価は東京に比べてどうでしたか。
A

多くて2万円くらいでした。東京と同じくらいの物価でした。

Q学費や勉学にかかる費用はどのくらいでしたか。(授業料免除出ない場合は具体的な学費)
A

研究書などは図書館で揃うのであまりかからなかった気がします。

Q 大学近くの街はどのような雰囲気でしたか。
A

学生が多く、夜は危険だと言われていましたが用心していれば安全でした。

Q現地の気候は一年を通していかがでしたか。
A

冬はとても寒く、年中雨が降っていましたが夏は適度な暑さでした。

Q生活する上で日本から持って行った方が良いものがありましたか。
A

冬のためにカイロや、英語の勉強をする本があれば良いと思います。

Q 病気になったとき、困った時など、どのように対処していましたか。
A

病気になった時は病院に行くか薬局で薬を買いました。困った時は友人に相談するか寮や大学に対処法を質問に行きました。

Q & A:学業について

Q留学前(ならびに留学中)、現地で語学学習に特化したクラスを受講していましたか。していた場合、クラスの内容・レベルを教えて下さい。
A

留学生対象の英語のクラスを受講していました。出席は自由だったのであまり利用しなかったのですが、リラックスした雰囲気で文法などを教わるクラスでした。

Q学部または大学院での授業を自由に選択・受講できましたか。できなかった場合、どのような制約がありましたか。
A

専攻のクラスを留学生には難しいからという理由で1つしか履修ができませんでした。

Q学部または大学院の授業についていくのはたいへんでしたか。
A

提出物が多くて大変でしたが、内容が濃くてためになりました。

Q学部または大学院の授業は自分の専門性を高める上で有益でしたか。
A

提出物が多くて大変でしたが、内容が濃くてためになりました。

Q 授業内で現地の学生と親しくなる機会はありましたか。
A

クラスによってはそういう機会もありました。

Q 大学内、とくに授業において、交換留学生に求められているもの、あるいは位置づけはどのようなものでしたか。
A

セミナーなどでは自分の意見や疑問を発言することが求められましたが、基本的には他の学生と同じ扱いでした。

Qどの部署の方が交換留学生の窓口になってくれましたか。担当者のお名前がわかれば併せて教えて下さい。
A

サラさんという方が窓口になってくださいました。

Qアドバイザー・個人チューターなどのシステムはありましたか。
A

個人では私の場合はありませんでしたが、各コースのセミナーリーダーがそれにあたると思います。

Q 単位互換の手続きについて、注意した方がよいことがあれば教えて下さい。
A

まだ行っていないのでわかりませんが、単位をとれるように注意することだと思います。

Q & A:学生生活全般

Q 留学した大学で与えられた身分は現地学生と比べて扱いに違いや区別がありましたか。
A

身分はそれほど変わりませんでした。

QLanguage Exchangeなど、授業外で現地の学生と触れ合う機会はありましたか。
A

言語交換の制度は自発的に行われていました。それを通して人と知り合うことが主だったのでとても有益な制度だと思います。

Q & A:その他

Q交換留学をするために、事前に知っておいた方がよいと思う情報や知識がありますか。あったら自由に書いて下さい。
A

滞在する国や地域の情報は知っておいたほうが良いと思います。