8月号の回答を送ってくれた人はいませんでした。次のような回答例を挙げておきます。
やってはいけないのはドライアイスです。ドライアイスをビニールの袋などに入れて、しっかり閉じて冷やそうとすることは決してやらないでください。
ドライアイスは二酸化炭素(にさんかたんそ.CO2)という化学物質を固体にしたものえす。この物体はとても不思議な性質があります。普通は氷(固体)が溶けると水(液体)になり、さらに熱を加えると沸騰して気体になりますが、ドライアイスは固体から直接気体になります。これを昇華といいます。
このとき気体の体積は、固体のドライアイスの体積の約800倍以上になります。
一辺が10㎝の立方体のドライアイスの場合は一辺が90㎝くらいの立方体の体積よりも大きくなります。
写真は実際に5㎝×5㎝×10㎝の直方体のドライアイスをビニールの袋に入れて10分くらいたった状態です。
アイスクリームなどを冷やしたまま運びたいときには、ティッシュペーパーなどを少し厚めにして包む程度で使ってください。
「ドライアイスを入れて密閉したペットボトルが破裂して大けが!!」
こんな情報が国民生活センター2007年にあります(http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20070815_1.html)
高校生以上の皆さんへ:体積が約800倍になることについて1mol=22.4Lであることを使って、説明を試みてください。