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JST「女子中高生の理系進路選択支援プログラム:理系フロントランナー・シーズ発掘・育成・強化プログラム(お茶の水女子大学)」

女子中高生のための

第4回 グローバル講演会
-サイエンスから世界へ-

(オンライン開催)

日本だけでなく、世界に目を向けてみます。教育制度は世界共通ではありません。海外での学びの事情を知ることで、小さな端末の画面から広い世界を体感してみましょう。その中には、皆さんの将来を考えるヒントが隠されているかもしれません。さらに、理系の研究者がどのようにして世界に通用する研究を行っているのか、百戦錬磨の研究を繰りひろげている舞台裏を紹介します。

保護者・教員の皆様へ
グローバル講演会は、理系への進路選択にあたり、広い視野を養い、ダイバーシティーの重要性を認識し、国内だけでなく諸外国の理系事情を知っていただくことを目的として企画しています。オンラインの強みを生かし、最初の講演は、ドイツ在住の研究者が現地から配信します。最初の講演者は、ドイツで生まれ、日本の高校・大学を経て、再びドイツに戻り、現在はコンスタンツ大学(ドイツ)で植物科学の研究室を主宰されています。次の講演者は、日本で生まれ、中学・高校を南アフリカで過ごし、日本の大学を経て、現在、お茶の水女子大学で研究をしています。大学受験のために、高校から理系クラスと文系クラスに分かれることの多い日本のシステムが当たり前だと思いがちですが、諸外国を見渡すと決してそうではありません。「グローバル」という言葉は身近に溢れていますが、実際に海外での教育・生活とはどのようなものかは理解できていない部分が多いのではないでしょうか?講演者の多様なキャリアを知ることで、より身近に「グローバル」を感じていただきたいと考えています。ぜひ、保護者・教員の皆様もご参加ください。

 

開催概要案内チラシ(PDF)

開催概要

開催日時 2023年7月23日(日)14時30分~16時30分
主催 お茶の水女子大学 理系女性育成啓発研究所
開催方法 Zoomによるオンライン開催
Zoomを利用できるパソコン、スマートフォン等をご準備ください。
オンラインですので、遠方のかたもご自宅からご参加いただけます。
対象 女子中学生・高校生、保護者、教員
参加費 無料
申込方法 終了しました。
参加申込締切 7月20日(木)

プログラム(14時30分~16時30分)

◇講演・質疑応答

講演者

磯野 利香コンスタンツ大学 生物学科 教授
ドイツの教育制度とドイツで働くということ 日本との比較

遠くて近い国ドイツ。ドイツ生まれ日本育ちの私がドイツに留学して日独双方の教育制度を体験し、欧州のさまざまな国の研究者と共同研究をした経験を元に、教育制度の違いや国際交流の私なりの心得をご紹介します。

伊藤 瑛海お茶の水女子大学 理系女性育成啓発研究所 特任助教
私が理系研究者を目指すようになったきっかけ 南アフリカ共和国での学校生活を経て

14歳から18歳までの間、南アフリカ共和国の現地校に通いました。戸惑いもありましたが、さまざまなバックグラウンドをもつ同級生達に囲まれ、人生選択に大きな影響を及ぼした出会いがたくさんありました。このような経験をみなさんと共有したいと思います。

 

モデレーター植村 知博(お茶の水女子大学 理学部 生物学科 教授)

京都大学大学院生命科学研究科で博士号を取得。その後、理化学研究所、東京大学で植物のオルガネラ研究に従事。ドイツ、フランス、アメリカ等と国際共同研究をおこなっている。

 


※参加申し込み頂いた方には講演会への接続先情報等をメールにてお送り致します。
 本研究所からのメールを受け取れるようにしておいて下さい。

※講演会にご参加いただいた方には終了後 JSTからのアンケートに回答していただきます。


お問い合わせ

お茶の水女子大学理系女性育成啓発研究所
国立大学法人 お茶の水女子大学  〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
E-mail : ocha-cos-officeアットマークcc.ocha.ac.jp (アットマークを@に書き換えて下さい。)
TEL:03-5978-5825
FAX:03-5978-2650