2022年5月7日(土)にオンラインにて第3回座談会リケジョのガールズトークを開催いたしました。今回も引き続きオンラインで開催し、女子中学生のみなさんに全国からご参加いただきました。
リケジョの先輩として、お茶の水女子大学の博士前期課程1年の鮫島媛乃さん(ライフサイエンス専攻 食品栄養科学コース)、田上湖都さん(理学専攻 化学・生物化学コース)、大堀智博さん(ライフサイエンス専攻 生命科学コース)の3人に座談会形式でお話しいただきました。
座談会では、理系に関心を持ったきっかけや、大学院でどのようなことを研究しているのか?といったトピックから、中学生時代から理系を専攻して大学院で学ばれている現在に至るまでを振り返って、それぞれの進路選択の理由について聞くことができました。
「理系大学生の生活」というトピックでは、理系大学生・大学院生の1日のスケジュールを紹介していただきました。学業に加えてサークル活動や留学、学外での実習への参加など、三者三様の楽しい学生生活を過ごされているお話を聞くことができました。
最後に『これから色々な体験をする中で興味関心は変わっていくと思いますが、一生懸命取り組んだ経験は積み重なって将来に繋がっていくものだと思います。焦りすぎず、まずは「面白い」と思う気持ちを大事にしてみてください』というメッセージをいただきました。
参加者は、座談会後の質疑応答の時間に、マイクをオンにして直接質問を投げかけました。少人数での開催となったため「食物栄養学科の実習ではどんなものを作りますか?」といった質問や「中学生のうちにしておいたほうがいいことはありますか?」といった相談など、積極的に交流できる時間になりました。中学生の参加者の皆さんには、理系学生の実態や研究の楽しさについて知ってもらい、将来の進路選択を考える機会になったのではないでしょうか。