2024年5月12日(日)に「第7回座談会リケジョのガールズトーク」を開催いたしました。前回と同様,対面形式での座談会となりました。
リケジョの先輩として、お茶の水女子大学の博士後期課程1年の山口 愛織さん(理学専攻 化学・生物化学コース)、博士前期課程2年の青山汐里さん(ライフサイエンス専攻 生命科学コース)、博士前期課程1年の久祢田珠暉さん(ライフサイエンス専攻 食品栄養科学コース)の3人に座談会形式でお話しいただきました。
座談会では、理系に興味を持ったきっかけ、理系に進むと決めた時期やその決め手、大学受験や勉強方法、理系の大学生活についてなどを話していただきました。リケジョの先輩が理系に進学しようと思ったのはいつか、リケジョは普段どのような大学生活・大学院生活を送っているのか・・・そんな疑問に答えていただきました。
「理系に興味をもったきっかけは?」「高校の文理選択」というトピックでは、リケジョの大学院生3人の三者三様のお話を聞くことができました。日常の不思議な現象に興味を持った、家族の影響を大きく受けた、のようにリケジョの先輩が理系に進むきっかけは様々でした。ご参加いただいた中学生の皆さんも好きな教科や興味のあることが多岐にわたっておられましたので、将来の進路決めの手助けとして、今回のお話が活かせるのではないでしょうか。
質疑応答の時間は、グループに分かれて大学院生とより近い距離感でリラックスした雰囲気で話すことができました。その間、一緒に来られた保護者の方にも別室にて質疑応答の時間が設けられ、研究所長との活発なやりとりが行われました。
座談会の最後には、リケジョの先輩3人の研究室の見学を実施し、たくさんの実験器具や測定機器などを実際に見て、普段の理系学生の生活を実感していただきました。アンケートでも、研究室の具体的なイメージが湧いたとご好評をいただきました。
この座談会を通じて、女子中学生の皆さんのリケジョのイメージづくりに少しでも貢献できたのであれば幸いです。