2024年7月21日(日)に「第2回クイズから考える身のまわりのモノ・セミナー」を開催いたしました。
クイズの出題・解説は、お茶の水女子大学大学院博士後期課程1年の山口 愛織さん(理学専攻 化学・生物化学コース)、博士前期課程2年の青山 汐里さん(ライフサイエンス専攻 生命科学コース)、増岡 里紗さん(ライフサイエンス専攻 食品栄養科学コース)の3人が務めました。
参加者のみなさんには「花」をテーマに出題された、全9題のクイズに3択形式で解答してもらいました。クイズは品種改良や花の色素、咲き方などに関するものが出題されました。少し難しい問題があったかもしれませんが、新しい発見もたくさんあったのではないかと思います。
続いて、今回は東京大学大学院総合文化研究科の阿部光知先生をお招きし、「植物の生き残り戦略」をテーマにミニ講義をしていただきました。植物はなぜ花を咲かせるか、受粉の仕組み、新しく発見された植物などについてクイズを交えながら楽しくお話ししてくださいました。
そして、クイズの振り返り・フリートークタイムでは大学院生やほかの参加者との交流を深めました。学校や地域が異なりますが、お互いの学校生活や将来のことについて楽しくお話しされている様子でした。その間、一緒に来られた保護者の方は、別室にて、理系女性育成啓発研究所の教員および講師の阿部先生と懇談を行いました。保護者の方に自由に質問をしていただき、教員から最近の大学の状況などをお話ししました。
最後に、大学附属図書館の見学ツアーを行いました。中学校や地域の図書館にはない専門書・雑誌、さまざまな学習スペースは、参加者のみなさんにとって新鮮なものだったのではないでしょうか。大学の図書館は普段なかなか立ち入ることはできないため、貴重な機会になったかと思います。
今回のイベントで知ったことや感じた魅力が、少しでもみなさんの今後の学びや進路選択の参考になれば幸いです。