グローバル教育センター留学派遣

協定校等主催短期プログラムに関するQ&A

「海外サマープログラム」に関するQ&A

(2014年度「海外サマープログラム」説明会後アンケートより)

参加資格・参加条件について

Q1GPAは関係ありますか?また、語学力はどのぐらい求められますか?
A1

「海外サマープログラム」の参加には、原則としてGPAも語学力も特に関係はありません。絶対に必要なのは「学びたい!吸収したい!」という積極的な気持ちとやる気です。
(*「ブッパタール大学環境科学スクール」の基準についてはQ4へ→)
ただし、授業料免除や奨学金支給のためには2.3以上のGPA平均、TOEIC 500点以上相当の英語力等が求められる場合があります。プログラムや年度によって事情が異なりますので、詳細はグローバル教育センターまで別途お問い合わせください。

Q2英語以外のプログラムは、お茶大で第二外国語として学習していなくても参加できるのでしょうか?全く学んだことのない初心者は、夏までに独学で学んでおいたほうが良いのでしょうか?
A2

全くの初心者でも受講できますので、どうかご安心ください。(オランダ語など、お茶大では開講されていない言語プログラムもありますので。)
ただし、学びたい言語には事前に少し触れておくほうが、現地に行く前も、行ってからも、楽しみがぐっと増えることでしょう。心の準備にもなります。

Q3行きたい人がたくさんいる場合、選考があるのでしょうか?
A3

原則として、選考はありません。行きたい人はみんな参加できます。
ただし、授業料免除や奨学金支給の対象者には通常定員がありますので、定員を超える場合には選考させていただくことになります。(定員を超えた場合でも、授業料を全額支払う/奨学金なしで参加することがほぼ可能です。)

Q4ブッパタール大学(ドイツ)の環境科学サマースクールに興味があります。英語基準はどのぐらいでしょうか?
A4

2014年度のブッパタール大学環境科学スクールは、開催大学の都合で春休み(2015年2月または3月)に実施されることになりそうです。このプログラムについては、別途説明会(10~11月頃)を行う予定です。グローバル教育センターHPおよびMLで随時、情報提供しますので、ご確認ください。
なお、参加の基準ですが、昨年度までの申込条件は以下の通りです。参考にしてください。
<参考> 2013年度「環境科学サマースクール」応募資格:
1.お茶大自然科学系の学部3年生以上(博士課程前期を含む)
2.TOEIC 500点(相当)以上の英語能力を有する者

スケジュールについて

Q5学科が4学期制を取らないようなので、スケジュールが合うか不安です。また、8月に入ってから集中講義があるので、参加しづらいのが残念です。プログラムには途中から参加することも可能でしょうか?
A5

4学期制の開始年度に当たる方々にとっては難しいプログラムもあることでしょう。残念ながら、先方のプログラム日程を変えることはできませんので、8月・9月のプログラムをご検討ください。なお、プログラムへの途中参加は望ましくありません。どうしても必要な場合は、開催大学の担当者に直接相談してください。(授業料の減額もないものと思っておくほうがいいでしょう。)
ちなみに、春休み(2月・3月)にもいくつかのプログラムがあります。秋以降、グローバル教育センターHPおよびMLで随時、情報提供しますので、ご確認ください。
<2013年度春季プログラムの例> トムスク国立教育大学(ロシア):「春季ロシア語・ロシア文化研修」〔2月~3月・3週間〕

Q68月に行われるフランス語のプログラムがあると助かるのですが…。
A6

フランスでは一般的に8月が国民的バカンスの時期に当たるということもあり、8月のプログラムは大変少ないようです。鋭意開拓中ではありますが、2014年度は残念ながら7月プログラム(ストラスブール大学)しかご紹介できない見込みです。
どうしてもフランスで学びたい意欲のある方は、語学学校などで学ぶことも可能です。
<参考> フランス国内のフランス語学校(アンスティチュ・フランセが提供する安心できる情報です)

プログラムの種類・内容について

Q7アメリカ、カナダ、イギリスなど、英語圏のプログラムがもっとあれば嬉しいです。
A7

英語圏に人気があることは大変よく分かります。ですが、英語だけで構成されているのではない「世界の『本当の姿』」を知るためにも、ぜひ「英語以外の言語」にも触れてみてほしいと願っております。英語圏以外の国でも英語を使用するチャンスは必ずどこかにあります。プログラムによっては、英語による講義やディスカッションが必修プログラムとして組み込まれているものも多くあります(特に韓国、台湾には多いです)。
今や英語は英語圏の人々だけが使う言語ではなく、世界中の人々が様々に使用しています。この機会に、英語圏以外の国・地域からの参加者が使う英語に触れてみるのも素晴らしい経験となることでしょう。日本人だけが英語が下手なわけでも、特別な英語訛を持っているわけでもないことに気づくことでしょう。

Q8お茶大主催の短期研修(英語圏)との違いは何ですか?
A8

第一に、プログラム運営が全て現地の開催大学にあるので、お茶大生のためだけに担当者が特別な配慮をしてくれるということはありません。あくまでも、他の参加者(各国・各大学など)と同じように扱われます。
第二に、公欠や単位認定等の手続きを参加者全員まとめて行う、ということもできません。ケース・バイ・ケースで対処する必要があります。(必要に応じて、グローバル教育センターでも可能な限りのお手伝いをいたします。)
第三に、航空券購入、申込手続き、海外送金、旅行保険・・・事前、事後の様々な手続きを各自でやっていただくという点です。各種手続きや事前のやりとりを通して、現地の様々な担当者や様式やルールに触れることでしょう。そんな中で「ホンモノの異文化」に出会えることは間違いありません。
分からないこと、困ったことがある時は、もちろんグローバル教育センターでアドバイスを受けることはできます。ですが、最後は各自で乗り越えていかなければなりません。それらを全部自分一人でできたとき、きっと一回りも二回りも成長していることでしょう。

Q9どのぐらい成果が上がるのでしょうか?
A9

「あなた次第です」。
ご紹介しているプログラムは、どれもプロの教師による確かなプログラムばかりです。本気で取り組めば、たった1か月でも素晴らしい成果が得られるでしょう。
大切なのは、「私の目的」(なぜ参加したいのか?)をはっきり自覚して参加することです。「語学習得」でも、「友達づくり」でも、「異文化体験」でも、何でもいいのです。あなた自身の「オリジナル目標」を考えてください。それが達成されれば「成果が上がった」と言えるのです。

お金について

Q10授業料や寮費の他に生活費などを合わせるとどのぐらいのお金を用意しておかなければならないでしょうか?
A10

確実な金額を申し上げることはできません。
空港までの交通費、航空券、海外旅行保険は、事前に調べることでおおよその金額を知ることができます。試しにインターネットで調べてみてください。
あとは生活費ですが、参考になるのはみなさんの現在の生活費です。みなさんは今、家賃以外に、1か月いくらぐらいで生活していますか?(ちなみに、2014年度のサマープログラム開催地は、東京よりも一般的に物価の安い所ばかりです。)みなさんの1か月の生活費に、自分が望む観光・外食・買い物などの分を加算したお金…というのが目安になるでしょう。

その他

Q11英語圏の国に行きたいのですが、アイルランドはアメリカやイギリスの英語と少し違うと聞いたので不安です。
A11

ご安心ください。アイルランドでもみなさんの英語はちゃんと通じます。(逆に言うと、アメリカにも、イギリスにも、慣れていない人には理解の難しい英語が話される地域や職業などがあります。)

Q12各プログラムの日本人の参加人数は?
A12

年によって、また、国やクラスレベルなどによって、日本人の参加人数はずいぶん異なると思われます。(おそらく事前に確認するのは難しいでしょう。)

【参考】「2013年度 海外サマープログラム参加報告書 Vol.1」