内海　緒香

研究キーワード

社会化、養育、幼児教育・保育、家庭教育、子ども学

研究内容

子どもの認知・感情・社会的な発達を守り育み、さらに心身の健康や学力など適応に影響する環境（養育・保育）の有り様と効果、そして子どもと大人の相互作用性について量的・質的両方のアプローチにより研究を進めております。
主要業績はこちら

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性

• ■子どもは様々な環境の中で、これらの環境が交錯する中で、そしてこれらの環境間を移行しながら発達し成長を遂げます。刻々と変わりゆく現代社会において子どもたちはどのような価値観を育み適応的な大人になっていくのでしょうか。一番身近な存在である家庭からメディアに至るまで子どもを取り巻く環境が、子どもや家族のウェルビーイングに及ぼす影響や効果を中心に研究を進めております。
• ■これまで、精神的自律が重要となる青年期の子どもが、養育（自分に対する親の関わり方）をどのように認識しているのか、養育認知がメディア行動、リスク行動などの問題行動と関連するのか探って参りました。
• ■現在は、保育幼児教育に研究領域を移し、保育のプロセスの質をテーマに、大人と子どもの相互作用性や園と家庭両方の効果を扱った研究に取り組んでおります。
• ■関心：認定こども園、保育の質、自律援助、モニタリング、スマホ子育て

特許・著作物等知財情報、社会貢献実績

• 2016年4月―東京都北区教育委員会　子ども未来部　巡回指導員
• 2016年2月　足立区地域のちから推進部住区推進課主催、自己啓発グループ研修講師「住区センターのアンケート調査について」
• 2012年12月―2013年3月　武蔵野市教育委員会　教育支援課　サポートスタッフ
• 2010年12月　札幌市立平岡中学校主催　情報モラル教育支援活動

関連サイト

• 「課題名：幼児期の自律的自己制御への動機づけを育む養育者と保育者のモニタリング」