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2018年8月25日(土)に第1回先端科学セミナーをお茶の水女子大学で開催しました。先端科学セミナーは、女子中高生の皆さまに、科学の最先端を体験していただくために企画しました。今回のテーマは「緑の世界〜植物の細胞はダイナミックに動いている〜」で、本学理学部生物学科の植村知博准教授が講師を務めました。
植物細胞に関する講義の後に、シロイヌナズナの生きた細胞を用いて、細胞の中の細胞小器官を観察する実習を行いました。用いたシロイヌナズナは、細胞小器官を蛍光タンパク質で標識してあります。今回は蛍光顕微鏡と共焦点レーザー顕微鏡の2種類の顕微鏡を用いて観察を行い、顕微鏡の違いを理解すると共に、細胞小器官がダイナミックに動いていることを確かめることができました。講義だけでなく、実習を行うことで、受講者の皆さまがこの分野の研究に対する理解を深めることができ、充実した3時間でした。