• HOME »
  • 開発教材紹介コーナー

開発教材紹介コーナー

0

理系女性育成啓発研究所は、中学校や高等学校の教員が利用できる、理系女性育成のための新たな教育プログラムを開発し、開発教材を公開しています。当研究所および、本学附属学校と当研究所の共同で開発した教材や教育プログラムの実践により、初等中等教育において、より多くの女子生徒の理数分野への興味・関心を高めることを目指しています。開発教材は、女子生徒だけでなく男子生徒にとっても理数分野の関心を高めるきっかけになります。多くの教育現場で活用していただくことを期待しています。
教材には、貸し出し教材と皆様のパソコンから自由にご利用できる教材の2種類があります。貸し出し教材の利用を希望される場合は、各開発教材のページにお入りいただくと、一番下にお申し込み方法の詳細が記載されています。
教材の貸し出しにあたり、不明な点は下記のアドレスにメールでお問い合わせくださるようお願いいたします。

貸し出し教材に関する問い合わせ先
理系女性育成啓発研究所 : ocha-cos-office@cc.ocha.ac.jp

 

公開している開発教材

開発教材名 対象
1.プラレールで数学しよう:基礎編(すれちがい編) 中学2年生以上(貸し出し停止)
2.「どうぶつ並べ替えアプリでアルゴリズムを学ぼう」高校情報アルゴリズムとプログラム 中学3年生以上
3.簡単に成功する光合成実験-オオカナダモを使ったヨウ素デンプン反応- 中学2年生(貸し出し教材)
4.プラレールで数学しよう:発展編(追い越し編) 中学2年生以上(貸し出し停止)
5.金属製天秤を用いた重さ比べ 小学1年生~小学3年生(貸し出し教材)
6.アルゴリズム学習の分析支援ツール 高等学校情報科指導教員
7.ミニ四駆で『ギア』を学ぼう 中学1年生以上(貸し出し停止)
8.画像処理を題材とした情報のディジタル化を学ぶアプリケーションの開発 中学1年生以上
9.光の三原色を学ぶアプリケーションの開発 中学1年生以上
10.なぜお米を水に浸けるの? ~ 炊飯実験で浸水時間によるご飯の違いを実感しよう ~ 小学校高学年以上(貸し出し停止)
11.暗号解読に挑戦する体験型教材の開発 中学1年生以上
12.ICTリテラシーを学ぶためのICTを活用した学習教材の開発 中学1年生以上

 

開発教材一覧

ICTリテラシーを学ぶためのICTを活用した学習教材の開発

今回の教育プログラムでは、その中でも情報通信機器を活用してプログラムやソフトウェアを開発する能力を培うための体験型教材でGoogle Colaboratoryで開発しました。Google Colaboratoryは、Webブラウザ上でプログラミングを行うことができるアプリです。これまでプログラミングを始める際は、コンピューターへプログラミング言語をインストールし、その後、初期設定をするなど準備が大変でしたが、Google Colaboratoryであれば、Googleアカウントとインターネットへの接続環境があれば、簡単にプログラミングを始めることができます。今回作成した教材は、アプリURL(https://ocha-algo.com/)から利用することができます。
(Google Colaboratoryを利用するため、GoogleアカウントとGoogle Colaboratoryの導入が必要になります。Google Colaboratoryの導入方法は、以下を参照してください。)

暗号解読に挑戦する体験型教材の開発

単元: 情報通信ネットワークとデータの活用

高等学校や中学校の授業で暗号プロトコルを学ぶための教育プログラムを開発しました。

今回の教育プログラムでは、暗号化および復号の体験型教材をJavaScriptおよびScrachで開発しました。いずれも、アプリURL(https://ocha-algo.com/)から利用することができます。

なぜお米を水に浸けるの? ~ 炊飯実験で浸水時間によるご飯の違いを実感しよう ~

単元: 小学校高学年 ご飯を炊こう

小学校高学年の「家庭科」では、実際にご飯を炊く実習を通して「炊飯」について学びます。「お米を洗う→計量した水をお米に吸水させる→火加減を適宜調節しながらお米を炊く→むらす」といった工程を、鍋を使った炊飯を行うことで学びます。教科書によっては、お米の浸水時間と給水量の関係についてグラフを使って紹介し、「充分に吸水させておかないと芯の残った硬いご飯になること」を記しているものもあります。ただ、この事実、すなわち「吸水の程度と炊けたご飯の硬さの関係」については、科学的な資料を基にした解説は教科書に掲載されていませんし、この事実にフォーカスした実習を行うことも、小学校の現場では難しいと考えられます。また、そのような実習の際には、火加減やその火力で炊く時間の長さの違いも、結果(炊けたご飯の硬さ)に影響を与えると考えられますので、クラス内の複数の班で結果を揃えることは大変難しいと思われます。
そこで、当機構では、「お米の浸水時間と炊けたご飯の硬さ」の関係にフォーカスして、浸水時間のみを変化させて(小学5年生理科で学ぶ「条件制御」の実験に対応しています)、簡単に実習を行えるキットを開発いたしま・・・

光の三原色を学ぶアプリケーションの開発

高等学校や中学校の授業で画像処理を学ぶための教育プログラムを開発しました。
前回公開した、「画像処理を題材とした情報のディジタル化を学ぶアプリケーションの開発」の続きの教育プログラムになります。

画像処理を題材とした情報のディジタル化を学ぶアプリケーションの開発

高等学校や中学校の授業で画像処理を学ぶための教育プログラムを開発しました。

今日の高度情報社会においては、様々なメディアが使われています。 メディアは、情報メディア、表現メディア、伝達メディアに分けられます。 特に表現メディアについては、以前はコンピュータ上では文字情報が多く使用されていましたが、現在では、画像や音声、動画などのマルチメディアが多く使用されています。 画像や音声、動画は、文字に比べて多彩な表現をすることが可能です。しかし、内部でディジタル化されたときは、0と1のビット列で表すことになります。

PAGETOP