2020年8月29日（土）に、オンラインにて第23回リケジョ-未来シンポジウム「サイエンスの学びから将来の夢へ」を開催いたしました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえ、今回は当機構初めてのオンライン開催となりました。そのため、今までお茶大まで足を運ぶことが難しかった全国各地の沢山の方々にご参加いただくことができました。
講演の部は、中央大学理工学研究所 助教 黒木菜保子様、宮崎大学医学部 機能生化学分野 学部准教授 門脇寿枝様のお二人にご講演いただきました。
司会進行は、本機構副機構長の加藤美砂子教授が担当いたしました。
講演の部
（参加者へのメッセージはHP掲載資料からの抜粋です）
（）内は学生時代の在籍分野
黒木菜保子様（化学）中央大学理工学研究所 助教
『好きを選ぶ毎日』
参加者へのメッセージ
高校生の頃は、国語・数学と美術が大好きでした。理系を選んだ理由や研究者を目指した理由をお話します。これからたくさんの選択をするみなさんにとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
門脇寿枝様（生物学）宮崎大学医学部 機能生化学分野 学部准教授
『私たちの体のミクロの世界を知る旅』
参加者へのメッセージ
小さい頃から謎解きが好きだった私は、中学の理科で実験結果より答えを導くことの面白さから、高校で理数系を選択し、大学で生物学科に進みました。今、研究者として目には見えない体のしくみを知る仕事をしています。これまでの経験や研究の魅力についてお話させていただきます。
質疑応答
質疑応答では、事前に参加者より寄せられた質問に加え、当日チャットに書き込まれた質問を司会者から質問をしてご回答いただきました。また、手をあげるという機能を使って司会者が手をあげた人を指名し、参加者がマイクを通して講演者に質問を投げかける場面もあり、講演者との距離を感じない充実した時間となりました。中高生の参加者から多く寄せられた受験勉強や大学での研究に関する質問に対して、講演者のお二人は一つ一つ丁寧にお答えいただきました。
