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第13回リケジョ-未来シンポジウム「サイエンスの学びから将来の夢へ」を2018年11月25日(日)お茶の水女子大学本館で開催いたしました。
東ソー株式会社有機材料研究所有機EL材料グループ副主任研究員 太田 恵理子様、アース製薬株式会社研究開発本部研究部研究員 三木 彩雅様、東日本旅客鉄道株式会社東京支社東京信号技術センター電気技術主任 林 愛美様の3人の講師の先生にお話しいただきました。企業内での研究や専門性を発揮して活躍されている様子を知ることが出来ました。
パネルディスカッションは講師の3人をパネリストに、さらにお茶の水女子大学附属小学校教諭岡田紘子様に加わっていただきファシリテーターとして進行していただきました。参加者からの質問に答えていただきながら、とても和やかな雰囲気で行われました。
終了後の茶話会も様々な話題でグループ毎に盛り上がっていました。
(参加者へのメッセージは当日配付資料からの抜粋です)

講演の部

太田恵理子様
「総合化学メーカーにおける研究開発職」と題して講演されました。
参加者へのメッセージ:研究者ってどんなお仕事か想像できますか?
一例として、下記事項について紹介させていただきます。
・私がこれまで学んできたこと(大学では有機合成化学)
・総合化学メーカーにおける仕事(有機EL材料の評価)
・2児の母としての生活(共働き)
なんとなく理系を選んだ私ですが、これまでのところは楽しい人生を送れていると思います。
皆様の将来を考える上で、少しでも参考になれば幸いです。

三木彩雅様
「私の理系履歴書」と題して講演されました。
参加者へのメッセージ:私は理科の授業が面白いことを理由に理系に進みましたが、高校時代は将来何になりたいか、理系に進むと将来どんな仕事に就けるのかがわかっていませんでした。そこで大学では色々なことにチャレンジをすることで視野を広げ、将来の選択肢を増やすことができました。また面白いことや好きなことを見つけ、それを仕事にすることができています。皆さんもたくさんの経験を積まれ、それぞれのフィールドでご活躍されることを願っております。

林愛美様
「リケジョとして技術系社員になるまで」と題して講演されました。
参加者へのメッセージ:小学生の時、磁石やてこ等物理の問題が大好きだった私が、物理学科での学生生活を経て、鉄道という少し特殊な職場で働いています。しかし、はじめからこの職業を第一志望にして大学を選んだかといわれるとそういうわけではありません。自分の「やってみたい」という気持ちに正直に行動してきた結果、今の職場に私はいます。選択するということは不安・悩みがたくさんでてくると思います。私の話がそんなときのヒントになればと思います。

参加者・パネルディスカッション・茶話会

会場の様子

パネルディスカッション

茶話会