2019年7月13日(土)第17回リケジョ-未来シンポジウムを本学共通講義棟2号館102室で開催いたしました。3連休初日で午後は理学部オープンキャンパス開催ということもあり、会場は補助イスを用意するほど多くの皆さんにご参加いただきました。ご講演は、株式会社日立製作所小川未真様、株式会社リコー田村りつ子様に、パネルディスカッションのファシリテーターは、お茶の水女子大学附属中学校前川哲也様(理科)にお願いいたしました。
講演者のお二人からはとても前向きな気持ちになれるお話をいただきました。
終了後の茶話会も多くの方にご参加いただきました。
(参加者へのメッセージは当日配付資料からの抜粋です)
講演の部
加藤美砂子副学長・副機構長の開会の挨拶の後、お二人からお話をいただきました。
()内は学生時代の在籍分野です。
小川 未真様(物理学) 株式会社日立製作所 研究開発グループ
『専攻に悩む女子学生のための理系のススメ』
参加者へのメッセージ
日本のジェンダーギャップ指数はいまだに110位と低く、科学技術分野の男女格差も大きいです。しかし確実に理系女性の数は増えており、いずれリケジョという言葉が意味をなさなくなる日が来るでしょう。そんな未来に向け、今回の講演では、文理選択に悩む学生さんを対象に理系に進学した女性にどんなキャリアが考えられるのか、私のケースをお話ししたいと考えています。これから人生を築いていくみなさんの可能性を広げる一助になれればと思います。
田村 りつ子様(生物学) 株式会社リコー デジタルビジネス事業本部
『自分の人生は自分で選べる、変えられる!』
参加者へのメッセージ
高校と大学で大きく変わったことは、「自分の人生を自分で選ぶ」ことでした。私自身もこれまで、大学受験、大学院進学、就職等、たくさんの人生の選択をしてきました。そんなとき、私がいつも大切にしてきたことは、直感に従う勇気をもつことです。私のこれまでの経験を通して、これから多くの分岐点をむかえる皆さんを少しでも勇気づけられればと思います。
パネルディスカッション・茶話会
パネルディスカッションでは前川様の軽妙な進行で、質問票で聞かれたことやその場で参加者から出た質問などについてパネリストのお二人から丁寧にお答えいただきました。
終了後に開催した茶話会では、パネルディスカッションでは出し切れなかった質疑応答などとても熱心に話し合われていました。