2018年12月8日(土)に第2回先端科学セミナーをお茶の水女子大学で開催しました。今回の先端科学セミナーは女子中高生の皆さまに、最先端の実験を体験していただくために企画しました。今回のテーマは「緑の世界〜植物の細胞はダイナミックに動いている〜」で、本学理学部生物学科の植村知博准教授が第1回に引き続き、講師を務めました。
植物細胞の中に存在するオルガネラ(細胞小器官)や、今日の実習で用いる2つの顕微鏡の機能の違いに関する講義の後に、実験を行いました。シロイヌナズナの生きた細胞を用いて、蛍光タンパク質で標識したオルガネラを蛍光顕微鏡と共焦点レーザー顕微鏡で観察しました。オルガネラが動いている様子がモニターに映し出され、思わず、歓声があがりました。実験を行なって、自分たちの目で結果を観察することで、科学の楽しさを体験することができました。
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