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2019年1月13日(日)に第3回先端科学セミナーをお茶の水女子大学で開催しました。今回の先端科学セミナーは女子中高生の皆さまに、最先端の実験を体験していただくために企画しました。今回のテーマは「動物細胞の“かたち”は様々に変化する」で、本学理学部生物学科の宮本泰則准教授が講師を務めました。
動物細胞は、植物とは違って細胞壁がありません。そのために“かたち”を自由に変えることができるのです。今日の実習ではハムスターの腎臓由来の細胞を用い、生きている細胞の“かたち”が細胞の接着剤となる細胞接着タンパク質により時間と共に変わる様子を観察しました。受講生は細胞の“かたち”がどんどん変わる様子に驚き、熱心にスケッチをしていました。短い間でしたが、「細胞」について理解を深め、充実した時間を過ごすことができました。