第6回リケジョ-未来シンポジウムを7月15日(土)にお茶の水女子大学に於いて開催いたしました。当日は午後に理学部のオープンキャンパスが開催されるため、10時に開会し、茶話会終了も12時30分でしたが、100人を超える参加者がありました。シンポジウム終了後の茶話会も約50人参加していただき、とても充実した会になりました。開会の挨拶は本機構長加藤美砂子副学長が行いました。
司会進行は本学4年生の永井伽奈さんにお願いしました。永井さんはさながら本シンポジウムの専属司会者のようです。
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司会進行 永井さん
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開会の挨拶 機構長加藤美砂子副学長
<講演の部>
シンポジウムの前半は、松本佳子様、横田万里亜様のお二人によるご講演でした。
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松本佳子様(エーザイ株式会社)は、「やれる時にやりたいことに挑戦」と題して、子育てしながら理系で仕事をしていくにあたってのキャリアのお話しが中心でした。仕事への取組に対する気持ちのお話しや「自分の強みを活かす」を基本に転職を決意されたことなどのお話しをいただきました。現在の勤務先で様々な工夫を重ねながら取り組んでいる様子や、日常の生活時間についても丁寧に知ることが出来ました。
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横田万里亜様(株式会社豊田中央研究所)は、「今伝えたいこと」と題してお話しいただきました。これまでの道のりを振り返ってのモチベーションのグラフはとても興味深いものでした。数学的な関係を製品化という具体的な事象へ適用した例のお話しはとても示唆に富んだものでした。具体的な問題をモデル化しどのようにして解決できるか推進しまた具体化するという考え方の一端を知ることが出来ました。
<パネルディスカッション>
後半は、講演者のお二人をパネリスト、溝口恵様(お茶の水女子大学附属高等学校教諭)をファシリテーターとして、事前に参加者から出された質問票をもとに、講演者の方々にお答えをいただく形式で進みました。
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ファシリテーターとパネリストの方々
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多様な質問が出たパネルディスカッション
<茶話会>
リケジョ-未来シンポジウムの特徴である講演者を囲んでの茶話会を閉会後開催いたしました。本学の学生達のテーブルも設置し、それぞれのテーブルで熱心に質疑が行われました。
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