平成29年10月21日(土)本学で第8回リケジョ-未来シンポジウム「サイエンスの学びから将来の夢へ」を開催いたしました。
ご講演は、日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所の榎美紀様(情報科学)、鈴榮特許綜合事務所弁理士の柴田紗知子様(物理学)、Meiji Seikaファルマバイオサイエンス研究所谷口美佳様(化学)の3人の方にお願いいたしました。第2部は講演者の皆様とお茶の水女子大学附属高等学校前副校長石井朋子様(化学)をファシリテーターにパネルディスカッションを行いました。
司会進行は情報科学科3年生の島さんが担当でした。

 

榎美紀様は「リサーチャーとして世界中の人と働くこと」と題して、ご講演いただきました。ご自身の中学・高校の頃の教科への取組や、インターネットの初期の様子などを知ることが出来ました。進学情報の入手も現在とは違っていることも知ることが出来ました。

現在の仕事の内容が情報技術をもとに世界を対象に活躍されていることが、伝わってきました。世界の文化の違いを理解しながら仕事をされていることを感じることも出来ました。

柴田紗知子様は「弁理士って何をする人?-理系の法律専門職として-」と題して、ご講演いただきました。弁理士の業務について、特許などの手続きについて発明の内容を理解するためには理系の専門的な知識と出願書類の法律的知識が必要なスペシャリストであることを具体的に分かり易くお話しいただきました。弁理士の約8割は理系出身者であるとのことです。具体的な特許取得の例も示していただき、食品の特許でも理解には科学的な知識と理解が必要であることが分かりました。資格試験の難しさも知ることが出来ました。

理系への進路選択の経緯も丁寧にお話しいただきました。
参加者へのメッセージとして、興味のある分野に進めばやりたいことは必ず見つかるのであせらず、思う存分学んで欲しいとのことでした。

谷口美佳様は「リケジョの力で明日をもっとすこやかに」と題して、ご講演いただきました。現在関わっている業務の中心であるバイオ医薬品について科学的背景も丁寧にお話しいただきました。ご自身の化学科で専門を絞っていった過程などもお話しいただきました。医療におけるリスクとメリットをどう考えるかについても具体的な例から理系の力の有用性を示されました。

これからは益々理系の知識が必要になると考えているが、広い分野の知識も必要であるとのことでした。

最後は健康管理について強調されていたことは印象的でした。

第2部パネルディスカッション
3人のご講演者をパネリストに、石井朋子様にファシリテーターとして加わっていただき、パネルディスカッションを行いました。今回も参加者からの質問紙が多数だされ、ファシリテーターがそれらをパネリストの皆様に投げかけ、具体的なお考えをいただくことが出来ました。

<茶話会>
シンポジウムの終了後、リケジョ-未来シンポジウム特色である茶話会を行いました。お茶などの飲み物や本学特製ゴーフルなどをつまみながら、講演者・ファシリテーター・本学サイエンスアシスタント(SA)の学生と直接様々なことを話し合い、保護者の方も参加し、熱心に質疑応答が行われました。

2017.11.6 加々美記