2018年3月25日第9回リケジョ-未来シンポジウムを開催いたしました。
東京では桜が満開になりました。春休み最初の日曜日ということもあり、100名を超える参加申し込みがありました。
ご講演は、株式会社ルミネ堀田真生様、ソニーセミコンダクターソリューションズ(株)菅真紀子様、京都産業大学神山天文台・LLP京都虹光房アストロ・アカデミア中道晶香様にお願いいたしました。パネルディスカッションはお茶の水女子大学附属小学校教諭増田伸江様をファリシテーターに、行いました。
シンポジウム終了後の茶話会にも多くの方にご参加いただき会話が弾んでいました。

講演の部

加藤美砂子機構長の開会の挨拶に引き続き、3名の方にご講演をいただきました。

堀田真生様

堀田真生様は「文系だった私が『理転』して得たもの」と題してご講演いただきました。
自分の目標を見つけるために総合的に勉強できる大学として、お茶の水女子大学に決め、大学で自分のやりたいことを見つけることができた。
建築に興味を持ちさらに深めるために大学院に進み幅広く学ぶことができた。サークル活動や専門学校の勉強も現在の仕事につながっている。
現在の仕事は多くの人がワクワクするような商業空間を設計している。実際に関わった写真をたくさん見せていただいた。やっている仕事はとても楽しい。

参加者へのメッセージを5ついただきました。
①自分にとって楽しいこと、向いていること、好きであることは続けられる。
②自分とちょっと違う考え方をする友人を得たり、旅を経験したり、様々なジャンルの本を読んだり、など視野を広げておくこと。
③資格を取るなど自己投資をすること。
④道は一つではないたくさん開かれている。
⑤理系なればこそ、定量的に表現する力を付け、意見を述べること、決断をすることができる。

菅真紀子様

菅真紀子様は「数学は世の中の役にたつ?」と題してご講演いただきました。
子どもの頃は小説家になりたいと思ったこともあったりで文系志向が強かったり、 医師、海外での活動などそのときどきの環境で成りたいものを考えていた。
高校時代に自分が解いた数学の証明を美しいと言われたことなど小さな経験の積み重ねで数学科を選択した。
現在は符号理論などを使用して、地デジの通信方式を研究している事などをわかりやすく説明していただいた。
数学を学ぶことで、物事に潜む関係性を探り出して表現できる力が付くと考える。

参加者へのメッセージをいただきました。
①実際に現場に出向いていってひとと関わること、心と体で知ることが大事。 個性を活かす事を考えてほしい。
②家庭と仕事は渾然一体である。ワークはライフ、ライフはワークと思っている。
③中高時代の友達を大切に

中道晶香様は、「宇宙を考え、宇宙を伝える楽しさ」と題してご講演いただきました。
お茶の水女子大学在学時のさまざまなエピソードもお話しいただきました。
高校までは、成績的にみると文系的だった。
宇宙に関心を持ったきっかけは、小学生の頃に天の川に興味を持ったことにある。それ以来ずっと気になっていた。
制限時間が決まった状況で解決しなければならないような事は苦手である。
数学のユーザーであると考え、パソコンはお友達であるとすれば研究には支障が無い。
物理法則は、共通であることを使って、地場の反転がなぜ起こるのかを研究している。
天文学の私塾アストロ・アカデミアを起業した。受講生のニーズに合わせて小回りのきく講義を提供している。

参加者へのメッセージをいただきました。
①楽しい仕事をやっているとますます楽しくなる。
②やりたい仕事は自分で作れる。
③考えるのに時間がかかるが、自分の経験から時間をかければ必ず理解出来る。
④困難にあたったときには、多くの人に助けてもらっている。
⑤すべての経験はむだではない。

パネルディスカッション・茶話会

パネルディスカッションは、ご講演いただいた3人の皆様をパネリストに、附属小学校増田伸江様にファシリテーターとして加わっていただき、参加者からの質問に答えながら、活発に進行できました。

シンポジウム終了後の茶話会は、多くの方が参加され、講演者の方と直接お話しが出来とても有意義な時間になったようです。

パネラーの皆様

参加者の皆様

茶話会の様子

最終更新日2018.4.3加々美記