理系女性教育開発共同機構シンポジウム2017を9月2日(土)にお茶の水女子大学において開催いたしました。テーマは「女子生徒にとっての物理・数学」、文部科学省初等中等教育局主任視学官 清原洋一様、日本体育大学児童スポーツ教育学部准教授 稲田結美様、玉川大学教育学部教授 瀬沼花子様にご講演をお願いいたしました。本学副学長 加藤美砂子機構長の開会挨拶の後に、本機構で作成いたしました「物理はお友達Ⅰ 力学基礎編」の中心執筆者の村井利行様(元お茶の水女子大学附属高等学校教諭(物理))に、発刊の趣旨などをお話しいただきました。第2部はパネルディスカッションとし、お茶の水女子大学附属高等学校教諭(数学)阿部真由美様と同附属中学校教諭(理科)前川哲也様にご参加いただき、5人でディスカッションを行いました。
物理はお友達Ⅰ 力学基礎編の発行について、執筆の趣旨に関わる補足をお話しされる村井利行様。
なお、本書は無料を配布しておりますので、ocha-cos-office@cc.ocha.ac.jp までメールをいただければ必要部数を差し上げております。(使っての感想・アンケート等のご協力をお願いしております)
「学習指導要領改訂の目指すもの ~理数系教科科目における女子生徒への配慮~」と題して、ご講演中の清原洋一様
「海外の中等物理教育における女子の学習促進のための方策」と題してご講演中の稲田結美様
「ジェンダーの視座からみるわが国や諸外国の数学教育」と題して、ご講演中の瀬沼花子様
<パネルディスカッション>講演者3人に、阿部様、前川様も加わり、進行は前川様にお願いいたしました。