2022年度の徽音塾第17回目の講義は、高田朝子先生にご担当いただきました。全2回講義の後半です。

今回の講義では、「自分の意思決定に影響を与えることは何か」を考えました。時代の変化に伴い、リーダーに求められる要素は「注意深さ、ミスがないこと、責任感、まじめさ」から「問題発見力、的確な予測、革新性」へと変わってきています。高田先生は、「100人いれば、100通りのリーダーシップのやり方がある。自分のリーダーシップの取り方を見つけるには、自分を知ることが必要」とご教示くださいました。

グループワークでは、「他人からの印象を知るワーク」を実施。だれでも〝自分が思っている自分″をもっていますが、人から見た自分は、そうではないかも知れません。「〝思い込み″にとらわれず、どうすれば自分が心地よい振る舞いができるかを考えていきましょう。それが自分なりのリーダーシップを見つけるきっかけになります」(高田先生)

「みなさん、自信を持ちましょう。そのためには小さな成功体験を積むことです」と高田先生はお話してくださり、「ご一緒に!前に!」という力強いメッセージで塾生にエールを送ってくださいました。前回に続き質疑応答も活発で、塾生たちは「先生にパワーをもらいました」と満面の笑みを浮かべて講義を終えました。