2018年6月16日土曜日
テーマ:「多文化間交流を通した日本人学生のリーダーシップに関する学びと認識」
講師 小松 翠氏(本学グローバルリーダーシップ研究所 特任講師)

6月講座ネットワーキングランチのミニレクチャーは、本学特任講師の小松翠氏が担当しました。氏が実際に行った、「留学生との多文化間交流の授業を受講する日本人学生を対象としたグローバルリーダーシップの認識」に関する調査の結果をもとに、リーダーシップとはどのようなものなのか、それはどのように養成されるのかという問題が取り上げられました。

レクチャー中から「調査の方法はどのようなものか」、「女性のみの集団と、男女が混在した集団では、調査結果に違いが出るか」などと頻繁に質問が出る、にぎやかな回となりました。

ゲストで参加された、講師の友人である韓国の研究者には、留学生時代の体験を当事者の視点からお話しいただきました。また、グループワークを行った際の日本と韓国の反応の違いなどについてもご紹介いただきました。

塾生からは、「最近他の部署と共同で仕事をすることが増え、相手が何に価値をおいているのか疑問に思うことがあります。今回の先生のお話を伺い、相手方も自分達の価値観やリーダーシップが通用しないことにとまどっているのではないかと思い至りました」、「自分自身でも、日本法人で外国人の登用を考える場合に役立てたいと思います」等の感想が寄せられました。

文責 森 暁子(グローバルリーダーシップ研究所 アカデミック・アシスタント)

※当日話題に上った、氏の論文です
「日本人大学生のリーダーシップに関する認識について―同文化集団・異文化集団の場合-」
https://crdeg5.cf.ocha.ac.jp/crdeSite/pdf/j18_8_komatsu.pdf

2018年6月16日 NWL授業風景 ネットワーキングランチ「多文化間交流を通した日本人学生のリーダーシップに関する学びと認識」2018年6月16日 NWL授業風景 ネットワーキングランチ「多文化間交流を通した日本人学生のリーダーシップに関する学びと認識」