2018年6月30日(土) 13:30~16:40
吉田 友子氏(慶應義塾大学 商学部 教授)
「多様性対応コミュニケーション」第2回

異文化トレーニングの4つの要素(認識、知識、感情、スキル)のうち、特に知識とスキルに関わることを学びました。前半90分は、「文化摩擦を分析する」スキルをテーマに、DIE(描写、解釈、評価)の表を用いて、受講者自身が体験した文化摩擦を説明・分析するワークを行いました。後半分90分ではホフステードの研究が紹介され、彼による4つの文化の次元(個人主義/集団主義、権力格差が大きい/小さい、不確実性回避が強い/弱い、男性らしさ/女性らしさ)を用いたグループワークが行われました。(ワークの詳細にご関心を持たれた方は是非受講して体験してみてください!)
塾生からは「起こっている出来事に、人はすぐ評価してしまって、解釈をみなおそうとしないというお話にはっとしました」「アンガーマネジメントとも近いところがあるかもしれません」「文化摩擦は、これまで不快なだけだと思っていましたが、相手や自分を知る良い機会なのだと前向きにとらえられるようになりました」といった感想が寄せられました。

(文責:小濵 聖子(グローバルリーダーシップ研究所 特任リサーチフェロー)

2018年6月30日 授業風景 「リーダーシップ/異文化コミュニケーション」 第4回 吉田 友子 氏2018年6月30日 授業風景 「リーダーシップ/異文化コミュニケーション」 第4回 吉田 友子 氏