2020年1月25日(土)13:30~16:40
達脇 恵子氏(有限責任監査法人トーマツアドバイザリー事業本部パートナー、ESG・統合報告アドバイザリー事業ユニット長、デロイトトーマツサステナビリティ株式会社代表取締役社長)
「サステナビリティと情報開示Ⅰ」
1月講座後半は「CSRと情報開示」について学びます。初回は「サステナビリティと情報開示」の概要について講義が行われました。最初にCSR(企業の社会的責任)がどのような歴史の文脈の中で定義されてきたのか、根幹から説明が行われました。ヨーロッパ、アメリカ、日本を例に実際の例を挙げながら、国によって取り組み方の違いがあることが述べられました。企業にとってサステナビリティに取り組む意義とは?という問いを投げかけながら、講義が進みました。実際の事例について、関連する企業の取組の事例紹介が行われました。途中、ステークホルダーとの関係性についてのワークを挟み、「ステークホルダーとは誰なのか」考え、講師と塾生の対話の中から重要な課題が浮かび上がってきました。
塾生からは「実際に業務で抱えている問題を取り扱った講義内容だったので、とても関心を持って受講することができました」「普段自分で調べても海外の取組やガイドラインの違いなどが理解できていなかったので、総合的に知ることができて良かったです」という感想がありました。
文責 林 有維(グローバルリーダーシップ研究所 特任アソシエイトフェロー)