「見知らぬ誰かの気持ちを想像して、ワクワクする仕組みを考えるのがマーケティングです」。
そんな言葉から始まった神原先生の講義は、冒頭から参加者の心をつかみました。ユーモアと遊びゴコロにあふれた語り口で、会場はまるでトークショーのような雰囲気に包まれ、マーケティングという分野がぐっと身近に感じられる時間となりました。
初回はマーケティングの基礎的な概念についてご教示いただきましたが、今回はマーケティング・リサーチ(市場調査)がテーマでした。定性的調査やフィールドワーク、定量的調査やアンケート調査について、具体的な実施例を交えながらお話しいただき、実際の調査レポートも紹介してくださいました。データから多くのことが読み取れる点に、塾生は高い関心を示し、真剣な表情で講義に聞き入っていました。
二回目は、アンケート調査票の作成方法やデータ分析の考え方について学びました。グループワークでは、塾生が選んだ具体的な商品を題材に、どのようなアンケート調査を行えばユーザーの声を効果的に集められるかを話し合いました。参加者同士の意見交換も活発で、笑い声があがる場面もあり、終始和やかな雰囲気で進みました。
神原先生は、調査を実施することはもちろん、分析方法を学ぶことの重要性についても強調され、「日常生活のどこでもフィールドになり得ます」と語られました。その言葉に知的好奇心を刺激された塾生も多く、「次回は実際にフィールドワークをしてみたい」という声があがるなど、学びへの意欲がさらに高まる講義となりました。マーケティングの面白さと奥深さに触れながら、人の心に寄り添う学びを実感した塾生からも楽しかったです!の声が多く挙がりました。




