前川先生は、まず高校時代からのご自身の歩みをお話ししてくださいました。勉強の意味がわからず悩んでいた少女が、迷いながらも国際協力を志し、少しずつ努力を重ねて、今のように輝く姿になるまでの物語です。「目標があると、人はこんなに強くなれるんだな」と胸に響くエピソードでした。
続いて、スリランカでフィットネスウェアブランド「Kelluna.」を立ち上げた背景についてもお話されました。ブランドの理念は「ヒトに優しく」「地球に優しく」「自分に優しく」。安定した仕事を手放し、現地の女性たちの姿に心を動かされ、「自分の信じるものを形にしたい」と挑戦されたそうです。
理念の中でも、特に今回は「自分に優しく」に焦点をあて、ルッキズム(外見至上主義)への問題提起をしてくださり、「健康を前提に自分らしく生きる」大切さを伝えてくださいました。
最後に、「どんなに小さなアクションでも、心地よい範囲で発信し続ければ、必ず誰かに届き、大きな力に変わるんです」とメッセージをくださり、塾生たちも背中を押されたようでした。