今回の講義は、独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)副主任研究員の内藤忍先生にご担当いただきました。
まず、近年のハラスメントを取り巻く状況から、なぜ予防に努めることが大切であるのかについてご紹介いただきました。また、年代によって人権、ハラスメントへの敏感さは異なり、相手の立場だったら自分はどう感じるかただ思い描くだけではその溝を埋めることはできないことを、ジェンダーハラスメントの事例を通じて示していただきました。
次に、顧客などの第三者からのものや就活生等の求職者に対する行為といった、これまで扱うことの難しかったハラスメントについても、近年の法改正によって問題とすることが可能になった一方、「誰もが、被害者にも加害者にもなり得る」という意識を持つことが重要であることを説明していただきました。
最後に、ハラスメントについては、「違法な行為を避ける」という点ではなく、良い職場環境がもたらされるような人間関係を周囲の人々との間にどのように築いていくのか、そのためのコミュニケーションの取り方について工夫するという点から考えることが重要であることを示していただきました。
充実した内容に受講生の方々が集中し一層学びが深まっていく様子が印象的な講義となりました。





