今年度、徽音塾第6回目の講義は、お茶の水女子大学 理事 副学長の加藤 美砂子先生にご担当いただきました。
前半では、二次代謝を理解するための基礎として、植物の色や香りに焦点を当てたご講義をいただき、後半は、それらを踏まえて二次代謝産物の機能や微細藻類を利用したバイオ燃料生産について詳しく教えていただきました。
二次代謝について初めて学ぶ塾生が多かったものの、加藤先生は私たちの生活に身近なスパイス(胡椒やワサビ)や薬(抗生物質)に二次代謝が利用されていることを紹介してくださったため、塾生たちは身近な現象として理解しやすく、積極的に講義に参加することができました。
ご講義は花、昆虫、果物、細胞など、多岐にわたる話題が扱われ、学術的な視点からも非常に充実した内容に。塾生たちは二次代謝の広範な応用とその重要性について深く学び、新たな視点と知識を得ることができました。