今年度から始まった「ビジネスリーダーのための会計入門」。講師は専修大学商学部の成岡浩一先生です。2回続きの初回となる今回は、会計の基本的な役割や考え方について、わかりやすく丁寧にご説明いただきました。
会計とは、企業のお金やモノの流れを記録し、整理し、そして報告するもの。経理部門だけでなく、すべてのビジネスパーソンにとって欠かせない知識であり、どんなキャリアにも役立つというメッセージから講義が始まりました。
講義では、株式会社の仕組みや財務諸表の基本、貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)の違いや特徴も紹介されました。B/Sはある時点の会社の姿を写す“静止画”、P/Lは一定期間のもうけを示す“動画”という表現が印象的で、初学者にもすっとなじむ内容でした。
最後には、財務情報の開示制度(EDINET)にも触れ、実務とのつながりを感じられる時間に。質疑応答も活発で、学びの多い初日となりました。次回の講義も楽しみです。