今回のネットワーキングランチでは、宇津木美恵子さんにお話ししていただきました。
「私を生きる」というタイトルの通り、宇津木さんがこれまで、時代や人々の価値観が変わっていく中で、私を持ち続け、柔軟に楽しみながら歩んでこられた道のりをお話しいただきました。
宇津木さんは、制定されたばかりの男女雇用機会均等法のもとでは、育児休業の取得は現実的ではなかったため、大学卒業後に就職された企業を出産を機に退職し、子育てに専念された後、研究補助員として念願のバイオの世界に関わることになったという経歴をお持ちです。
研究補助員として勤務されてからも、研究室の移転や雇用の年限に伴い勤務先の大学を移る必要があり、そのような夢の実現に向かって真っ直ぐ歩んでいると思えない時にも、出会った人とのつながりを大切にしながら、冷静に自分にとってベストな道を見つけることの大切さをお話しされていました。
自分の気持ちに素直に、好奇心の赴くまま、今後も新しいことに挑戦し続けていきたいとお話しされる宇津木さんの姿に励まされ、参加者から「私も新しいことに挑戦していきたい」と感想が寄せられるネットワーキングランチとなりました。





