第14回日韓3女子大学交流合同シンポジウムを開催しました。(2023.12.15~17)


第14回日韓3女子大学交流合同シンポジウムの報告

お茶の水女子大学 ヒューマンライフサイエンス研究所・基幹研究院 自然科学系 教授
由良 敬

 日韓3女子大学学生交流シンポジウムは、2019年度に第10回の記念会を開催し、2020年度と2021年度はオンラインで開催した後、昨年度2022年度から対面で再開した理系学生の研究発表会を中心に据えた催しものである。本年度の第14回シンポジウムは、日本女子大学のキャンパスで開催された。開催までの様々な準備を実施していただいた日本女子大学の先生方には大変感謝する。また、開会式には日本女子大学の篠原聡子学長と梨花女子大学校理学部長のSanghyuk Lee先生にご挨拶いただけたことにも感謝する次第である。
 本学では今年度最初から若手の教員にも参加いただき、第14回実行委員会をヒューマンライフサイエンス研究所のもとで立ち上げ、日本女子大学における準備に協力するとともに、今後の運営を若手の教員に受け継いでいく体制を整えることができた。シンポジウムでは各大学から1名ずつ教員が研究発表をすることとなっており、今回は理学部物理学科の奥村剛先生に発表を担当いただき、さまざまな理系学生に物理学の魅力を披露していただくことができた。学生発表者は3校とも理系分野から広く募集し、本学からは総計12名の口頭発表とポスター発表を実施することができた。学生諸君は事前に開催される発表訓練授業を受講した後に、各自の研究内容を英語で発表することができた。彼らの思いはそれぞれの報告書に記されているので一読いただきたい。研究発表を行った学生諸君にとっては、今回の経験が各自の未来を考える糧になってくれれば幸いである。
 当該シンポジウムは今後も継続することが3校の間で確認され、第15回シンポジウムが梨花女子大学校で2024年12月に開催される予定となった。来年度以降も多くの学生が参加することを期待する。

 

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