9月2日(土)11時から12時半、オンラインにて今年度最初のネットワーキングランチを開催し、塾生・廣阿季さんのミニトーク&ディスカッションを開催交流しました。

ミニトークのテーマは、「女性が圧倒的に少ない「工場」を女性にとって魅力的な職場にする!経験と学びを糧に「工場女子会」を立上げ工場女子をエンパワメントしたい!」。

廣阿季さんはブリヂストン初の工場配属女性製造技術者で、育休明けに「工場をもっと女性が働きやすい場所にしたい!」と意を決し、2022年に「工場女子会」を立上げられました。

男性中心の工場で「男並み」に深夜土日対応をしながら働いてきた過去と、出産を経てこれまでの自分には戻れない焦燥感のような「もやもや」を経験して、現状を打破しようと「工場女子会」を立ち上げる経緯、なぜ「もやもや」を経験したのかについての考察・自己分析を明晰にお話くださいました。「楽しい・わくわくする」という自分の感情を大事にする、社会からの目線と個人の視点のちょうどよいバランスを探る等、悩み、考え込んだからこそのメッセージはネットワーキングランチに参加した様々な職種・年齢の塾生に強い印象を残しました。廣阿季さんのその実直で飾らない語り口は問題の本質を浮かび上がらせ、女性活躍の糸口について考える良い機会となりました。