徽音塾第11回目の講義は「イノベーション・アントレプレナーシップ・新規事業開発・新製品開発・起業」をテーマに専修大学 商学部 教授の鹿住 倫世先生にご担当いただきました。

全2回の後編となる今回は、「ビジネスモデルは、顧客価値をどうやって生み出すかという視点で策定することが大切」だというお話から講義が始まりました。「それを考える過程は単純ではなく、さまざまな要因を考慮しなければなりません。顧客ターゲットは? どのような製品が求められている? どんなサービスを生み出せる? 他にも、提供方法、価格、競合他社との違いなどを考え、いろいろなピースをくみ上げていかなければなりません」とご教示くださいました。さらに、製品やサービスの素晴らしさだけでなく、お客さんがすぐに手に入れたり使ったりできるようにすることが大切とのことで、どのようなビジネスモデルが良いか、事例をもとに説明して下さいました。

グループワークでは、前回からの宿題になっていた「リーンキャンバスの構想」を話し合いました。塾生からは、「自分では気づけなかった問題点を指摘していただいた」という感想が多く、お互いの意見が刺激になったようです。

最後に先生は、ソーシャルビジネス、ネットビジネスについても触れて下さり、「どんなに素晴らしいビジネスモデルでも、売上が上がり、収益が得られなければビジネスにならない。何を売るかだけではなく、お客さんの課題をどうやって解決するかという視点が大切。あなたの企業によって何を変えることができるのか」と考えてほしいと、塾生に新たな考える視点を与えてくださいました。