2023年度の徽音塾第15回目の講義は、専修大学 商学部 教授の神原理先生にご担当いただきました。マーケティング入門について、2回にわたりご講義をいただきます。

講義の冒頭で先生は、「抽象的な概念を抽象的なままで終わらせるのではなく、実践に落とし込むことが大切」とお話しされ、グループディスカッションでは具体的な製品(商品)名を挙げて、それをどのようにマーケティングするかの話し合いとなりました。

前半は、「マーケティングは顧客のニーズに的確に答えることであり、そのためには、顧客が何を求めているか想像しなければならない」とご講義いただき、需要創造の基本を教えていただきました。グループディスカッションでは、自分たちが選んだ製品が他の類似製品とどの点で差別化されているか、どのようなプロモーションをしているかを話し合いました。

後半では、製品のコンセプトについてお話をいただき、前半で選んだ製品にどのような視点を加えればその商品がさらに売れるようになるかについてグループワークを実施。こちらの意見交換でも、塾生の鋭い指摘に先生もいたく感心されたご様子でした。

先生はさまざまな組織がマーケティングの手法を取り入れ、個人や社会の満足に取り組んでいる具体的な事例をご紹介くださり、「マーケティングのゴールは、個人の満足を通じて、社会全体の満足に貢献すること」だとご教示くださいました。講義中も先生のユニークな発言に笑いが絶えず、講義後も自由に塾生からの質問を受け付けてくださるなど、神原先生のお人柄のにじみでる講義となりました。次回の講義ではマーケティングの手法についてご講義をいただきます。