2015年1月10日・17日・24日・31日
中溝恵津子氏(公認会計士、本学卒業生)
「企業会計」「財務諸表」「経営管理(1)経営管理(2)キャッシュフロー」

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①1月10日 13:30-16:40

財務会計の原理を理解するため、複式簿記の基礎について学びました。貸借対照表を読み解く上で必要となる「資産」、「負債」、「資本」、「期末在庫」、「仕掛品」等の主要な単語知識や表の構成、資金の動きの表し方について、塾生の要望に応えながら丁寧に解説して下さいました。また、会社法、金融商品取引法、法人税法それぞれに基づく報告様式の存在や、減価償却の方法等についても教えていただきました。

その後、実際の企業の公表資料を用い、貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書といった財務諸表を読み解いていきました。

塾生からは「これまでは『損益計算書』しか見たことがなかったが、普段見ることのない会計の動きが理解できた」、「B/S、P/Lについてじっくり解説していただけたのが良かった」、「全体の概念図を教えていただき、勉強になった」等の感想をいただきました。

(文責:徽音塾事務局 清水)


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②1月17日 13:30-16:40

前回に引き続き、企業の公表する財務諸表、特に親会社・子会社の連結決済による連結財務諸表について詳しく学んでいきました。

さらに、今回から管理会計の内容に入りました。「財務会計」と「管理会計」の違いを理解した上で、自身が経営者・管理者の立場であると想定しながら、経営管理に必要となる視点、問題意識は何かを探っていきました。また、経営管理における資金繰り、安全性分析、損益分岐点分析とそれらの重要性について、過去に起こった粉飾事件や、現在ある企業が抱える経営上の課題等を取り上げながら学んでいきました。

塾生からは、「身近な企業・事例を取り上げていただき、興味が持てた」、「原価計算、損益分岐点などは日常的に目にしているが、会社の中の資産の流れや決算のつけ方についても知ることができた」、「企業側はどのような視点で計画書をつくっているか知りたいと思った」といった反応がありました。

(文責:徽音塾事務局 清水)


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②1月24日 13:30-16:40

業績評価・組織管理の会計の内容のうち、過去実績や同業他社との予算比較を学びました。組織構造による基本的な予算設定方法を確認しながら、企業の報告書や新聞記事等を用い、比較の方法と意義を検討していきました。

また、投資の意思決定に関わる会計の知識として、原価計算(個別原価計算・総合原価計算、標準原価計算・実際原価計算)、固定費と変動費、直接・間接材料費、労務費、経費等について学び、それらが財務諸表上でどのように振り分けられるかを教えていただきました。最後に、固定費と変動費を設定してグラフを作成し、営業利益を求める課題に取り組みました。

塾生からは、「数字から考える様々な経営戦略の話が面白かった」、「製造コストをみるときの直接・間接費、固定変動費の関係について、今日の講義で違いがわかりすっきりした」、「原価計算についての基本的な考え方や、組織を拡大していくときの予算の振り方が参考になった」といった声をいただきました。

(文責:徽音塾事務局 清水)


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②1月31日 13:30-16:40

投資プロジェクトの評価方法と資本コストについて、回収期間法、金銭の時間価値(利息の考慮)、割引計算の方法等を教えていただきました。また、ハードルレートと資本コスト、キャピタルゲインと配当を学ぶほか、Discounted Cash Flow (DCF法)に関して、

正味現在価値を現価係数表を用いて計算し、Excel関数を利用して内部収益率を求めるといった活動も行いました。

最後に、決算書の承認と報告、独立監査人による監査等、会計監査のシステムについてご説明いただきました。監査報告書の実物や図表、不正の実例等を挙げながら、内部統制の仕組みと、それに関わる独立監査人、会社、経営者、株主の役割について分かりやすく理解することができました。

塾生からは、「経営者が設備投資をするときに、経営者がどのようなことを考えているのかが今日の講義からよくわかった」、「投資プロジェクトの評価方法が、自分の会社の利益率を考えるうえで役にたった」、「これまで何度が会計の勉強に挑戦しては挫折していたのですが、今回が最も理解できてよかった」といった感想がありました。

(文責:徽音塾事務局 清水)