2016年5月21日 13:30-16:40
角田 仁美氏
(株式会社NTTデータ 法人コンサルティング&マーケティング本部 コンサルティング部 課長代理)
「ダイバーシティ社会におけるワーキングマザーの働き方実践」
IT業界で子育てをしながらグローバル顧客を担当する角田講師による、キャリアと出産・子育てなどのライフイベントのバランスおよび、ステップアップのためのアクションの取り方についてのご講義でした。ご自身の事例を挙げながらご説明いただきました。
様々なライフステージ・環境に身を置く中で、①現状を把握し、②到達したいラインを見極め、③それに向けてアクションを起こす手法や、頑張って働くことに疑問が生じた際に自分の根幹を捉え直す手法について教えていただきました。
またワーキングマザー・ワーキングファザーに不可欠な周囲の理解とサポートについて、男性社会の会社の中で「外国人」たる女性がどう振舞うべきかについて、そしてストレス対策や目的へ到達するための心得などについて、ご経験も交えてお話しいただきました。
後半の個人ワークおよびグループワークでは、不安・悩みを明確化して解決案を得る手法と、周囲の人物の長所を分析して組み合わせ、自分の目指す姿を描くパーツモデルの手法を実践し、塾生同士で大変盛り上がりました。
塾生からは、「人事部門でワーキングマザーを支援する立場として有用だった」、「自分はワーキングマザーではないが、日常の問題解決に参考・応用できる点が多々あり新鮮だった」、「ワークは自分の気持ちを整理するのに役立った」、「職場にロールモデルになる人がいなかったため、パーツモデルという考え方が今日の一番の収穫だった」、「講師のおっしゃる“整理して共有する”ことの大切さを実感した」などと感想・意見をいただきました。
(文責:徽音塾事務局 森)