2019年11月9日(土) 13:30~16:40
神原 理氏(専修大学 商学部 教授)
11月講座「マーケティング入門」2日目

本日は徽音祭(学祭)開催日にあたり、沢山のお店が賑やかに並びました。「マーケティング・リサーチ」について最適な環境の中で講義が行われました。リサーチの手法、目的や、データのタイプについて具体的な事例と共に学んでいきました。前半では定性的調査(フィールドリサーチ)について、フィールド設定や調査や記録の方法、比較のポイントについて解説が行われました。神原講師のこれまでのフィールドリサーチ経験や研究についても、詳しく伺うことができました。

後半は定量的調査について、リサーチ目的、課題や仮説の確立が重要であることを確認しました。アンケート調査票の構成や作成方法について、調査対象の選定について、データ分析の方法を学びました。漫然とアンケートを取るだけでは結果は得られず、仮説をたて検証しながら調査を行い、分析することが大切であること認識しました。グループワークでは個性的な調査が次々と発表され、神原講師のユーモア溢れるトークと共に盛り上がりを見せました。

塾生からは「具体的な調査、分析手法を知り、グループワークを通して体感することができて有意義でした。」「仕事のみならず、様々な状況で仮説を立てて結果を導き出す点が、応用可能と感じました。」「学生時代に勉強した統計と社会人になって見聞きしたマーケティングがやっとつながりました。」と感想が挙げられました。

(文責:グローバルリーダーシップ研究所 特任アソシエイトフェロー 林 有維)