2020年1月18日(土)13:30~16:40
鹿住 倫世 氏(専修大学商学部 教授)
1月講座「新規事業開発に効く! イノベーションと企業家活動」2日目

前回に関して寄せられた質問に細やかにご回答いただいてから、ご講義に入りました。

企業家(アントレプレナー)の定義に始まり、アントレプレナーシップ、アントレプレナー的思考、エフェクチュエーションと、企業のスタイルや製品の、最新の事例を示しながらのお話が展開しました。リーン・アントレプレナーシップについては、方針により飛躍した企業のケースを取り上げて、分かりやすくご解説いただきました。
続いて、新規事業開発の手法について、さらに、イノベーションを生み出しやすい組織についても、各企業の取り組みを紹介しながらの分析をお話しいただきました。

以上を踏まえた後半のグループワークでは、「イノベーションカード」を使いつつ、3チームに分かれて事業コンセプトを企画しました。各グループの発表後には、さらに発展させるためのアイデアや、解決すべき問題点等についてコメントをいただきました。
最後には質疑応答の時間を設けていただき、塾生から活発に手が上がりました。

鹿住先生、今年度も2回にわたりご講義いただきありがとうございました。
塾生からは「飛躍したアイデアを求めるためには、自分の企業とあまり接点のない人とつながることも大切だと感じました」、「起業は大きな話ですが、従来の業務プロセスにとらわれないで効率化を図っていく案を、すぐにでも業務に活かしていきたいと思います」などと感想が寄せられました。

文責:森 暁子(グローバルリーダーシップ研究所 特任アソシエイトフェロー)