2020年2月8日(土)13:30~16:40
汐崎浩正氏(汐崎法律事務所 所長弁護士)

汐崎講師は、6年間に渡り徽音塾を担当しています。今までも多くの塾生がこの講義で多くの知識を得てきました。今年度も、女性リーダーに必要なビジネス関連の法律の実例を踏まえながら学び、習得することを目標としています。4回に渡るとても内容の濃い講義で、徽音塾最大の山とも言える内容となっています。
本日は消費者保護法制、製造物責任法(PL法)、景品表示法について学びました。消費者保護法は身近な生活に関わる法律ですが、時代の変化(流通媒体の多様化)と共に変化していきました。塾生は事業者側の立場からこの法律を理解し、ビジネスに生かすことが重要となります。特定商取引法について細かい事例と共に確認していきました。特に特定継続的役務提供において、指定役務においてどのような場合に具体的に返金されるか、詳しく解説されました。製造物責任法(PL法)もビジネスにおいて非常に重要な法律であり、PL法を構成する6つの条文をしっかりと確認し、具体的な裁判事例を参照しながら理解を深めました。

塾生からは「法律の知識がなく、授業についていけるか心配していましたが、一つ一つ実例も含め大変分かりやすく教えていただきました。」「特定商取引法も消費者契約法も、消費者目線で見た場合と、事業者目線で見た場合でとらえ方が変わるので、大変興味深く受講することができた。」など感想が挙げられました。

                                                            (文責 グローバルリーダーシップ研究所 特任アソシエイトフェロー 林 有維)