2021年3月27日(土)11:30~12:45

2019年度はコロナ禍により中止を余儀なくされ、開けなかった修了式…
そのような次第で、今回は2020年度の修了式ではありますが、2019年度2名、2020年度3名の、合計5名の全体修了者をお祝いしました!

全体修了を遂げられた5名の方について小林誠先生(実施委員長)からご紹介があった後、塾長告辞の代理として、藤原葉子先生(社学協奏・同窓会ご担当 副学長)にご挨拶いただきました。
藤原先生、温かいお言葉をありがとうございます!2021年度の徽音塾でのご講義(6/26)も楽しみです。

全体修了証授与では、これもオンライン開催ならではのスタイルで、お名前の読み上げの後に一人ずつご挨拶いただきました。
徽音塾で学ぶ度に、知らない世界があることや世の中の急激な変化などに気が付き、また自分と異なる環境で頑張る人を目にして触発されたという方、おこもり生活のさなかの仕事が大変だったけれど、勉強をして「私の業種では有名な資格です」という不動産証券化協会認定マスターを取得見込みという方、徽音塾で学んだことも生かしたプレゼンによって、社内の新規事業創出のファイナリストに残った(「のですが、女性は私だけです。女性活躍はまだまだですね」)!という方、「異業種のみなさんからの意見も仕事に取り入れて、新しい商品を出しました」と特許取得中の商品を見せて下さった方(その後、通販で購入された本日の参加者もいらしたそうです)、4月から「拠点ではたった一人の」女性係長になるという方。残念ながら当日ご参加になれなかった修了者の方のご挨拶のお言葉も、あらかじめお預かりしてご紹介できました。
「最初はお茶大が近所だからというだけで、あまり期待もせず覗いてみたのですが、徽音塾に参加して良かった!」などというお話も、事務局にはありがたかったです!
現在力を入れていらっしゃること、変化などを伺えて何よりでした。窮屈な現状ではつい苦労話になりがちですが、「良いこともお話ししますね」と明るい話題を皆様に積極的にしていただけたことが嬉しかったです。 思わぬ共通点や、意外な繫がりの数々も明らかになって面白いひとときでした。

交流会では今回の全体修了者以外の塾生の方に、この激変の一年での急な予定変更や転職といったサバイバル、未体験の長期おこもり生活、また塾生仲間のお店を自転車で(ヘルメットとジャージ姿で)訪ねていった思い出などを絡めつつ、現状報告とご挨拶をしていただきました。頼もしいエピソードが多くて、いちいち「さすが○○さん!」と思いながら伺っていました。
2020年度に講師を務めて下さった笠松千夏先生、角田仁美先生、神原理先生、鹿住倫世先生、中久保豊彦先生、実施委員の斎藤悦子先生からもお話しいただきました。先生方からの祝福、助言、激励、いずれもありがたく存じます。ご自分の参加された回の講師の先生がいらしたので嬉しかったというお声も後日いただきました。
また参加できなかった塾生の方および、2020年度ご担当の近藤美樹先生、櫻井康弘先生、露木恵美子先生、事務局の石田からのメッセージも紹介し(石田さん、小林先生が口が滑って(?)「事務局長の石田さん」とご紹介でしたよ)、画面越しながら手作り感のある、温かい会となりました。

ご参加の皆様、メッセージをお寄せ下さった皆様、画面越しでもお姿を拝見でき、あるいはご近況に触れることができて大変嬉しかったです。ありがとうございました。ここで繫がりのできた人との交流を続けたい、お互いの現状報告の会がほしいとのご要望もありましたので、今後開催して参ります。またお集まりいただければ幸いです。

2021年度も、多くの女性の皆様が学び、磨き、繋がり合い、それぞれの道へ前進される光景を目にできますことを願っております。

文責 森 暁子(グローバルリーダーシップ研究所 特任アソシエイトフェロー)