2021年5月8日(土)12:00~12:40 Zoomで開催

今年度もオンラインの開講式です。本来ならば新緑の中庭の見える徽音堂(きいんどう)で粛々と、かつ和やかに執り行いますが、Zoomでの開催も皆様のお顔が見渡せるので、なかなか楽しいものです。

オンラインの利点で今回も、5月~9月の講座にお申込の新規/OGの塾生の皆様に大勢ご参加いただけました。実施委員の先生方の参加率も高く、メッセージをいただけて良かったです。
実施委員長の小林誠先生の司会で進行し、塾長の石井クンツ昌子先生からは温かい告辞をいただきました。「大塚の母」を名乗られる石井先生、「ご相談がありましたら、乗りますよ!」と頼もしいお言葉です。
塾生代表挨拶は、スタートの5月のE講座を複数科目受講される方にご担当いただきました。お考えをしっかり順序だてて語っていただき、こちらも頼もしかったです。
毎年度の塾生代表者の皆様は、来歴も目標もお人柄も取り上げる話題も、それぞれ異なっていていつも面白いなあと思います。多様な塾生の皆様がそれぞれに何か、講座で手に入れることが叶いますようお祈りしております。

徽音塾のOG会を主催されている、第1期生の田邉恵子さんにもご挨拶いただきました。好奇心旺盛で活動的な田邉さんの姿勢には、事務局もいつも刺激を受けています。面白いOGの方々と、新しい塾生の方々を繋ぐ場でもありたいと願っています。今回ご参加いただいたほかの塾生OGの皆様にも、(その場の無茶ぶりで)ご挨拶いただいてしまいました。当意即妙で応えていただき、ありがとうございました!

花を添えていただくピアノ奏楽は、今回もあらかじめ前日に収録しました(小坂圭太先生の熱く芸術的なご指導を間近で拝見できるので、この収録は事務局の役得です)。
式の始めと終わりを飾る女性作曲家の2つの曲目は、今年度も趣きのまるで異なる2曲で個々に魅力的でした。ピアノ担当の音楽表現コースの学生さんお二人には、大変素晴らしいご演奏を感謝申し上げます。小坂先生の曲目解説もとても面白かったです(先生の「近代精神の器としてのピアノ」は9/4開催です!)。校歌「みがかずば」の合唱音源も、徽音堂の画像を背景に聞いていただきました。

終わりの見えない不自由さが続いておりますが、オンラインならではで、今年度も遠方の皆様、時間の取りづらい皆様にもご参加いただければ幸いです。思いがけない出会いを楽しみつつ、皆様それぞれの目指す道に一歩お進みになれますように。

文責 森 暁子(グローバルリーダーシップ研究所 特任アソシエイトフェロー)