2016年1月9日・16日 授業風景 「コーポレート・ガバナンスと組織・企業のマネジメント」
松田 一敬氏 [合同会社SARR 代表執行社員]
①1月9日「コーポレート・ガバナンスと組織・企業のマネジメント」
1月講座は起業家支援、科学技術の商業化、ベンチャーファイナンスを専門とする松田講師が担当です。具体的な事例と共に、マネジメントの近年の動向について講義が始まりました。起業家度の割合と経済活動の関係性について、データを基に解説が行われました。続いて、CSRの定義やコーポレート・ガバナンスの関係について「オープンイノベーション」をキーワードに講義が進められました。
塾生からは「オープンイノベーションの話が印象に残りました。外から新しいものが来る、という状況を創ることが、利益や成長につながるということ、長期的に見て大事にしていきたいです」「経営者の立場で考え、置かれた制約の中で決断するための物差しを持つこと、オープンイノベーションが企業存続のキーワードになることを学びました」など、感想が寄せられました。
②1月16日
2回目の講義は、前回の講義のリアクション・ペーパーへの回答から始まりました。その後プレゼンテーショントレーニングを行い、1人1分の持ち時間で発表を行いました。講義ではコーポレート・ガバナンスの目的と重要性について、再生医療ビジネスを例に説明されました。CSRと同様にコーポレート・ガバナンスの実際の目的には、オープンイノベーションの促進や、不確実な現状に対処する能力の向上など、ポジティブな面があることを実例から学ぶ講義となりました。
塾生からは「ルールや制度に対する考え方が正しく理解できました」「コーポレート・ガバナンスと組織・企業のマネジメントについて勉強になったことは勿論ですが、プレゼンテーションの仕方やダイバーシティの考え方は本当に参考になりました」など意見が述べられました。
(文責:徽音塾事務局 林)