徽音塾第4回目の講義は、特別講演として「女なら誰でもいいのか?:女性がリーダーになると何が変わるか」をテーマに、東京大学名誉教授 認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長の上野千鶴子先生にご登壇いただきました。

申込み受付を開始してすぐに満席となり、キャンセル待ちが続出した本講座。当日は台風2号の影響を受け、急遽30分遅らせての開始となったにもかかわらず、遠方の塾生を含む155名が集結し、会場は熱気に包まれました。

上野先生は、日本が諸外国の変化から取り残されていることなどについて、データをもとに紹介し、より良い社会にするためには、あらゆる組織の中で女性リーダーが必要だと指摘されます。講演後の質疑応答では活発に手が上がる中、先生は一人ひとりの質問の意図を丁寧にくみ取りながら真摯に答えてくださいました。日本の現状課題について鋭い視点で迫るご講義は、参加者の見識を深めるとともに問題意識を新たにするきっかけとなったことでしょう。参加者のみなさんは「憧れの上野先生の講義、、胸がいっぱいになった」と感激した様子で会場を後にしました。