徽音塾第3回目の講義は、「多様なメンバーの持ち味を引き出すチームをどう作るか」をテーマに、リクルートワークス研究所 主任研究員の辰巳哲子先生にご担当いただきました。

複数の要因が絡み合う今回のテーマ。冒頭で先生が、「本講義のゴールは複雑性の高い時代のリーダーシップを知り、メンバーの持ち味を捉える視点 その引き出し方を理論・対話を通じて学ぶこと」だと明示してくださり、必要な概念や事例を示しながら分かりやすくご教示くださったので、塾生たちも論理的に理解することができました。

グループワークでは、まず、個人で考える時間をとり、それをグループ内で共有しました。塾生は自分の課題と向き合った上で、他者の意見を聞けたので、「そんな視点があるのか」と、自分の考えをブラッシュアップすることができたようです。

本講座のテーマを切実な課題として抱えている塾生は多く、30人以上が受講した今回の講座。参加後は、塾生から「講義で学んだことを、さっそく現場で実践してみたい」との声が多数届き、より良いチーム作りのために、個人や職場で、どのような行動が必要かということについて、新たな知見が得られた講義となりました。