徽音塾第7回目の講義は、「私たちと地球の健康 ~食から地球環境を考えてみよう~」をテーマに、お茶の水女子大学 副学長(広報・学術情報担当)附属図書館長 基幹研究院自然科学系教授の赤松利恵先生にご担当いただきました。昨年度に続き、2度目のご登壇になります。

食の問題は、私たちの生活と切っても切り離せない課題です。赤松先生は冒頭で「何を、どのくらいの量、食べるか」で、地球環境と私たちの健康が変わるとし、バランスの良い食事の大切さとそれが地球環境にもたらす影響についてご教示くださいました。

グループワークでは「食べ過ぎ、食べ残しを防ぐにはどうすればよいか」について、飲食店での注文時という具体的なシチュエーションで適切な行動とは何かを考えました。塾生は普段の行動を思い返し、「これからは適切な量を注文したい」と省察しました。

SDGsの課題解決には食品ロスの問題が深く関わっていると先生はお話しされ、私たちの日々の適切な行動がその一歩になるとまとめてくださいました。