平岡 公一


氏名: 平岡 公一(ひらおか こういち)
専門分野: 社会学
所属/職位: 基幹研究院人間科学系 教授(研究員:保育・教育格差研究)

研究キーワード

社会政策、国際比較、高齢者、介護サービス、市場化、ガバナンス

研究内容

主要な研究プロジェクト(2015-2018):福祉・介護サービスの市場化とガバナンスの変容に関する国際比較研究
本研究の目的は、1990年代以降の欧州・東アジア諸国における福祉・介護サービスの(準)市場化をめぐる制度改革・政策展開について、その背景と内容、およびそれに伴う福祉・介護サービスのガバナンスの変化を分析するとともに、それらの改革・政策展開が、サービスの量と質、福祉・介護労働、非営利・協同部門のあり方等に与えた影響を比較検討し、日本における福祉・介護サービスの提供体制とガバナンスのあり方を、サービスの利用者、福祉・介護労働者、非営利・協同部門の活動にとって好ましい方向に改革していくための示唆を得ることである。本研究の主要な比較対象国は、イギリス、スウェーデン、フランス、イタリア、台湾、韓国、日本である。

主要業績はこちら

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性

(1)現在取り組んでいる研究、および今後取り組む予定の研究の主なテーマは以下の通りです。

  • 1.介護・福祉分野のサービス・プログラムの開発と評価に関する研究
  • 2.介護・福祉サービスの市場化とガバナンスの国際比較研究
  • 3.「普遍主義に基づく最低生活保障のモデル」の政策学的検討

(2)可能な共同研究のテーマとしては次のことが考えられます。

  • 1.介護サービス分野の効果的なプログラムの開発と評価方法についての研究(自治体、福祉・医療施設等との共同研究)
  • 2.合意形成可能な年金、医療改革についての世論調査の実施と解析(報道機関、調査機関等との共同研究)

特許・著作物等知財情報、社会貢献実績

  • 日本学術会議連携会員, 2006年08月 – 現在, 国内
  • 東京都社会福祉審議会委員, 2014年04月 – 現在, 国内
  • 東京都目黒区地域福祉審議会委員, 2014年07月 – 現在, 国内
  • East Asian Social Policy (EASP) research network, 理事Committee Member,2016年01月 – 現在, 国外
  • 福祉社会学会, 副会長,2015年06月 – 2017年06月, 国内
  • 社会政策学会, 代表幹事,2014年05月 – 2016年05月, 国内
  • 社会政策関連学会協議会, 参与協議員,2013年06月 – 現在, 国内
  • 日本老年社会科学会, 評議員, 2014年04月 – ,国内
  • 日本社会学会, 庶務理事,2009年10月 – 2012年09月, 国内
  • 社会学系コンソーシアム, 理事,2009年10月 – 2011年09月, 国内

関連サイト