保育・教育実践研究部門
① 保育・教育実践研究部門
乳幼児期の保育・教育の質向上、保育者の資質・能力育成、地域子育て支援の開発に関する研究を統合的に、学内の乳幼児施設(附属幼稚園、こども園、ナーサリー)を初め、地域との連携も図りながら推進し、乳幼児教育カリキュラムおよび社会人プログラムの開発、評価および発信を行います。
また、子どもの実態や国内外の教育政策に関する動向を踏まえた現代的課題にこたえる教育方法のあり方の研究を進めるとともに、初等・中等・高等教育の各学校段階の接続を有効にするシステムやカリキュラムの開発・研究を大学との連携のもとで附属学校園を中心に行います。特に、平成30年度から「連携研究員」を新たに設置し、お茶の水女子大学学校教育研究部のミッションを引き継ぎつつ、お茶大独自の研究・教育活動をすすめていきます。
メンバー [
は部門長]
浜口順子(基幹研究院 人間科学系 教授:文京区立お茶の水女子大学こども園園長)
小玉亮子(基幹研究院 人間科学系 教授)
刑部育子(基幹研究院 人間科学系 教授) 冨士原紀絵(基幹研究院 人間科学系 教授) 松島のり子(基幹研究院 人間科学系 助教) 武藤世良(基幹研究院 人間科学系 講師) 辻谷真知子(基幹研究院 人間科学系 助教)
内海緒香(人間発達教育科学研究所 特任准教授) 岡田了祐(教学IR・教育開発・学修支援センター 講師) 宮里暁美(人間発達教育科学研究所 客員研究員) 一見真理子(人間発達教育科学研究所 客員研究員) 菊地知子(人間発達教育科学研究所 研究協力員)
文京区立お茶の水女子大学こども園
お茶の水女子大学と文京区は、平成28年4月、子育て支援の推進と幼児教育の質の向上をめざし、認可保育所に幼稚園機能をそなえた、区立初の保育所型認定こども園を大学内に開設しました。こども園の運営は、文京区から委託を受け、大学がおこないます。待機児同の解消をはかるとともに、教育・保育の実践及び研究を通して、誕生から死までの生涯発達を見据えた、0歳児からの教育・保育カリキュラムの開発と実践をおこなうことを目的としています。詳細はこちら
「乳幼児教育を基盤とした生涯学習モデルの構築(ECCELL)」事業
(研究代表:浜口順子)
「乳幼児教育を基軸とした生涯学習モデルの構築(Early Childhood Care/Education and Lifelong Learning:ECCELL)では、学部・大学院、社会人プログラムにおける乳幼児教育関連の教育、および附属幼稚園・附属ナーサリー等の保育・教育現場などの学内リソースが相互に有機的連携を図りながら、より探究的な保育者養成カリキュラムを学外へも発信できるよう研究・教育プログラムを企画実施し、多様な戦略的保育人材像の探求・育成を複合的に実現する循環的な生涯学習モデルの構築をめざした事業です。事業終了後の平成28年4月からは学内教育GPプロジェクトとして後継事業を展開しています。
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お茶の水女子大学学校教育研究部
学校教育研究部は、国立大学法人お茶の水女子大学の附属学校及び保育所との連携のもとに、附属学校と本学及び大学・研究機関との研究、研修体制を整備して、学校教育に関する調査研究を行うとともにその成果を広く内外に還元し、学校教育研究者の育成及び現職教員の資質向上に資することを目的として設置されました。上記の目的のために、①附属学校等の研究上の連携全般の企画・調整、②附属学校等と連携した人間の発達と教育に関する研究及び教育研修、③その他上記の目的を達成するために必要な研究及び業務を行っています。 詳細はこちら