内海緒香特任講師が科研費HP「幼児期の自立的自己制御への動機づけを育む養育者と保育者のモニタリング」を開設しました。
文部科学省科学研究費助成事業「基盤C研究」(15K01750)
「幼児期の自律的自己制御への動機づけを育む養育者と保育者のモニタリング」
Parental and childcare workers’ monitoring for nurturing preschooler’s intrinsic motivation of effortful control.
研究代表者: 内海緒香
研究目的:
アメリカの国立小児保健・人間発達研究所(NICHD)が行った長期追跡縦断調査の結果、発達早期の家庭内外における保育養育の質は、その後の子どもの適応や自己制御能力に影響することがわかるようになってきました。
我が国でも将来の人材育成は国の成長戦略の一環であるとの認識から、義務教育前への投資に関する関心は高まっていますが、我が国の保育や家庭の場に置いて応用可能な具体的知見はあまり明らかにされておりません。
本研究の目的は、幼児期における保育の「質」の一側面として、養育者と保育者のモニタリング行動を取り上げ、モニタリングに関連する規定因と子どもの自己制御へつながる機序を解明することです。